インキュベーター・インスティテュート齋藤一恵のブログ

2011 年 3 月 21 日

海外にいる日本人は何をすれば日本の力になれるのか?(2)

海外で在外選挙権を持つ人たちへ。
どうか、今回の日本の国会議員の行動をよく見ていて欲しい。

今回の震災緊急事態による、日本政府の問題解決能力のレベルが世界中に露呈している。
そもそも、こんな非常事態の時に、日本人同士で政党のメンツが重要で協力できない政府、政党とは何の意味があるのか本当に理解不能。

以下の写真:Quoted from Singapore Press Holdings 20, March 2011
LDP regects Kan's call for unity gov.

どんなに仕事やビジネス上でライバル同士でも、非常事態には高い結束力で働けるのが仕事人のプロだ。
しかし、それを非常時に裏切るタイプは、普段プロという顔を公共でしながら、本音は自分の利益のことしか考えていない人が、どうやって自分の利益に他人を活用するか?と日常考えているのが、そこにある目に見えない心理。

絶対にそんなことは自分の利益のためには言葉にしたり、見せたりしない技術に長けています。
そういうタイプの人にとっては、自分に非常事態を感じた時には自己や自己を守るだろう人の意見や行動を支持することが
一番正しい結論になり、そこには名前も知らない他人、国民、第三者の利益を守ることは思考のなかに一切、入らないみたい。
私は日本、シンガポールでそういうタイプの日本人に数人、遭遇したからよく解る。

私は人の多様な意識のあり方とその心理の知識としては理解できますが、
この非常事態での自民党はこの震災復興のための大連立を拒否とか・・・日本人の政党でこんなこと、びっくりした。
非常事態に国民のために協力できないで、いつ何をしようとしているのか? 日本の国会議員の不思議です。

彼らは日本人民間や世界が大切にしているプロ意識と精神文化とはまったく別なところの価値観とその誇り?で偉そうなことをいっている。
外国の政府、G7でさえ、日本を支援するために過去にない対策(円高阻止)を協力して実施したというのに、日本の野党や協力拒否している政党は、政党ごと、即刻、クビにするべきだと私は思う。国民は政治家が思っているほど馬鹿じゃない。

この非常事態で、海外にいてもよく解ったのは、国民、庶民のほうが政治家、役人よりも情報リテラシーが優れているということ。
そして、日本を救うために勇気をもって行動できる日本人は、毎度、政治家ではなく、消防隊や自衛隊を含めたお偉い政治家役人ではなくて、
民間社会にいるソーシャルリーダー、ビジネスリーダーだということ。

2011 年 3 月 21 日

海外にいる日本人は何をすれば日本の力になれるのか?変な日本人かもな(1)

この大震災が発生してから一週間、正直言うと仕事は二の次で、NHKとネットに張り付いていました。この温暖で地震のない平和なシンガポールでも被災地の人の気持ちがガンガンと私の心中に突き刺さり、痛くて痛くて、気が気じゃない。今回、実感したのはニュース、情報が一番早いのはNHKとTwitter. 政府の会見情報はだいたい1日遅れ情報。 馬鹿だろと言われるでしょうが、なんだか、このシンガポールでも同じように節電し、在庫保存用食料を伊勢丹で買って、必要なときに送れるように準備しながら、速報に張り付いており、頭だけが疲労して眠れない夜がありました。

「何が自分にできるのか?」この問いに24時間、1週間問い続けています。
これは、日本人の皆さん、同じように悩んでいることだと思います。

先週、物資がない、と言われれば、どうやってこの物が溢れているシンガポールから、青森の八戸港へコンテナを積んで運べるか?ということを真剣に考えていました。
船会社の経営者や商社の社長に相談したりして、現実的なコストや受け入れ側の課題などをディスカッションしていました。
そんな中、シンガポールの有志ある日本人の人たちが「頑張って!日本!:Gambatte Japan
というイベントを速攻で企画して義援金を集めるリーダーたちがいました。素晴らしい行動力と力だと思います。ぜひ、リンクをご覧ください。

一方で、それぞれの人がいろいろな支援を一生懸命に考えて行動しているわけで、私はまた違う方面で具体的に自分や自社がほんの一部でも役に立てる方法を考えるべきだと思い続けていました。

まずは日本国内で西側からの支援が最適、最速な方法のようですが、通常の社会での業務規程や法令があちこちで、その円滑度に対して阻害要因になっている様でして。(なぜ、菅総理は非常事態宣言を法的にもださないのだろう・・・?)

ですから、業界プロの人からは、海外からの支援物資なんて、政府、外務省の事前の軍事的な許可レターがなければ、港に物資を降ろせないだろうという見解になり、先週はアクションをあきらめました・・・。

一方でシンガポール政府は情報収集能力と意思決定のアクションが日本政府とは比較にならないほど早くて、震災後、速攻でレスキュー隊5とレスキュー犬を派遣。(その後、原発事故の状態により、撤退するのも早かったが。アクションの速さと行動に脱帽。)

そして、シンガポールは自国民を守るために「日本生産食品への警戒検査対象」を先週出した。
こういうスピーディなアクションが取れる政府はお世辞ぬきで国民として、私のような外国人居住者でも、とても安心して政府の行動を待ち、見ていられるなあ・・・と実感。
この誰よりも早い対策の打ち出し方は、本当に日本政府に真似して欲しいと思う。

昨日、5日ぶりに行った、パラゴンのスーパーで思わず、見て見ぬふりできない出来事がありました。

removal action japanese daily products?

乳製品の陳列棚から、スーパーのスタッフが、明治乳業のミルクを棚からすべて撤去しているのを目の前にしてしまいました。
(まじ?ここのMeiji Milkは日本産じゃないし。それに今、シンガポールで並んでいる日本産商品は,
震災前の製品なんだから、いくらアクション早いシンガポールでも撤去はやめてくれぇぇぇ!心で嗚咽。)

と、苦しくなり 一度、通り過ぎて、どうしよう~~と思い、後ろ歩きして後ずさり。。

私:「すみません、なぜ、この日本メーカーの商品を取り除いているの?」

スタッフ:「あ、この棚を掃除しているんだよ。」

私:「本当ですか?いや~、この日本の震災ニュースから、いきなり日本製品をスーパーから撤去してるのかと思ったので。」

スタッフ:「いや、掃除なんだよ。で、何か?」

とあんまりに普段の感覚のご様子。
苦笑いして、その場をそそくさと立ち去りました。笑  
私は変な日本人だったようだ。でも良かった! (-_-)/~~~ピシー!ピシー!

2011 年 3 月 13 日

日本の東北関東大震災この3日間。シンガポールからできること。

日本の大地震が起こってから、この2日間、ずっとNHK衛星放送とWebsite, 各地のTwiter を見守って家をでていません。
正直言って、泣きながら情報を追っています。

とにかく、日本政府には現状の事実情報を最悪シナリオとともにきちんと伝えてほしい。
それに政府の会見はこの有事の時に使う日本語がリーダーとしておかしい。 ~してください、~してはいけない、~すること、と言わないと。
リーダーの言葉としては、~して頂きたい、~と思われます、~をお願いいたします、~と思われます、当事者意識が伝わらないのと、
指示の日本語にはそぐわない。その言葉使いからして、情報の真意に不安を抱かせる。

これまでの3日間の政府の会見と行動を見ていると、民間人のほうが情報リテラシーがとても高い。

で、私は海外シンガポールにいて何ができるのか?と思い、ずっとNHKニュースの速報を外にいてTVやインターネットが見れない人に対して
Twitter向けにとにかく、タイピングした。

とにかく、世界各国がこれまで、助けてくれた日本の自衛隊、日本に対して恩を返すよといっているのと、
あとは、そうはいっても何が今、被災地に求められているのか?

それは「情報」
そして、水、食料、ガソリン、病人の薬。

だから、とにかく、ネットワークが弱くてもつながりやすいTwitter へ、問題なく最新情報が得られるシンガポールの私から、転送、英訳翻訳して日本在住者に伝える。これしか、今はできることが見当たらない。

どうか、みなさん、同じことをしてください。
被災地の人たちは、特に外国人は言語のバイアスがあって、情報が限られていて、困っています。
ほとんど、被災地の人は携帯電話の微弱ネットワークでのTwiterか、避難所のTVしか情報源がありません。

あとは、今日から3日以内に震度7以上の地震が、再度来る可能性が高いという分析がありますから、
まだ油断してはいけません。皆さん、どうか、日本在住の外国人の友達に連絡してあげてください。

あとは個人的には寝る前に声に出して、「日本のこの災害でこれ以上、被害者をださないように、どうかお願いします」とお祈りしています。
地球上で沢山の人が声にだして祈ることが、奇跡をつくるかもしれないと、今では神頼みもひとつの可能性として考えています。

どうか、政府ではなく、ひとりひとりの行動がひとりの命を救う、守る、情報支援とコミュニケーションを無駄だと思わずに、「しつこく」やることが必要です。
私のTwitter IDは、Kazsai です。

どうぞ、これまでTwitterを使っていない人も災害時のために使ってほしいです。

最後に、USの巨大空母が日本に到着しました。http://bit.ly/eFixje

この“Operation Tomodachi” の空母のメッセージ が素敵だし、”きゅーん”となりました。文字のかわいさには笑わせてもらいました!ありがとう。
This is US The nuclear-powered aircraft carrier USS Ronald Reagan arrived off the coast of Japan Sunday to support Japanese forces. Please look it Tomodachi mean ともだち” I’m touched with this cute message.

シンガポールからできることを今、他に同じ志の人と一緒に考えています。
ぜひ、近隣諸国の方でも一緒に海外からの支援をやりたいという人はご連絡いただければ幸いです。
連絡先: kaz@tii-asia.com 携帯電話: +65 9830-0707
齋藤Kaz

2011 年 2 月 26 日

最近感じること。日本という国、人、組織の価値が下がって止まらない

仕事の現場では、ほとんど一部上場企業の方との仕事なので、平穏かつ物事を正確にとらえて、現場の経営人事的な問題解決していくためのコンサルをしています。

クラウディな空の灯?

が、一方で世界はいろいろな国で変化が起こっており。気が気でありません。
大手企業というのは、本当に重鎮なやり方というのか、別に世界に何が起ころうが、いつもの通りにやっていきます。
それを「ぶれない」という言葉の意味で価値を重んじているご様子ですが、それで組織を維持していける余力があるのはやはりすごいなと思います。
それは、世界に何が起ころうが、別にその会社組織や人に与える影響は何もないというかんじで、すごいなと思います。
それが理由で、この大不況の日本での学生が望む企業が大企業に集中しているのだと思います。

もちろん、お仕事のご依頼を受ける側としても、とても安心できるお客様になります。
でも、それは個人的にはこの世界情勢と日本の経済不況下では、安心保証がどこまでできるのか?
大手といっても、一昔前の姿勢と予算の組み方では少し無理した感じで不自然な感じもしてしまったり・・・。


シンガポールは、世界では代表的な新興国のリーダーとして頭角しており、現実的にリーマンショック後に最高の経済成長率を記録しました。

最近、当社に応募してきた方にもお話ししましたが、自分の人生とキャリアをつくるなら、今の日本でやっているよりも、今後10年スパンで考えるとシンガポールで経験を積んだほうが、キャリアの価値が高いと伝えました。
それはこの10年スパンで考えたら、経済成長とグローバルなビジネス環境が必然的なシンガポールで5年働くほうが、日本でこの不景気で国の価値が目減りして止まらない時代にやっているなら、シンガポールでの5年のほうが世界で見てもキャリアの価値が高いと思います。

日本人だけが、過去の日本の破裂したバブル経済の結果をを正解と思い込んでいて、シンガポールを「どうせ、バブルがはじけて経済が落ちるに決まっている」と冷やかに見ている人が多いみたいですが。

物事は、その国や組織、人によって同じことが起こっても成果に違いがでます。
先週、会った経済開発庁の人に、日本人はこれはバブル経済だという人が多いけど、どう思いますか?と聞いたところ。
「日本のバブル経済と違って、金融資産管理、投資のリスクヘッジと投資成果がまったく違いますから」
とクールに言われました。

政府である自分たちが計画して、行動してきた想定内のことであり、自分たちでコントロールしているという自負がその言葉に込められていた感じがしました。

2011 年 1 月 27 日

今年は日本の中小企業のために働く!

2011年最初のブログですが、まず自分的には更新が最低だなあと新年から反省。2010年の12月、1か月前に当社としてはチャレンジングな「シンガポール進出セミナー」開催が成功した後、開けた2011年。

その後、ご連絡いただいた企業のご担当者とのミーティングが続きました。
当社としては、地球上のJapan というロケーションに埋もれている「宝」なる中小企業とベンチャー企業の海外展開を支援したい、成功の姿を見たいというのが目的。実際、一円にもならないミーティング、アドバイスもあります。

しかし、今の日本の中小企業をどうにかして世界デビューさせないと、日本社会の体の血流が滞ってしまい、重症な病人から回復する方法がなかなか国内では見つからないという状況に見えます。
民間企業が少しでもボランティア的な支援をしていかないと、日本の地場銀行の情報だけに頼っていてはグローバル経営は無理。

そんななか、日本の羽田からシンガポールに帰る便の途中。
長年、海外出張を繰り返している私にとっては日本の空港で買い物することはほとんどしていませんでした。なぜなら、意外と海外の街にある専門店のセールで買ったほうが安いから。笑

しかし、個人的には10年ぶりくらいに日本の空港で買い物したのはこれ。

ブルガリのお店で。 以前からカジュアルかつクールなリングがほしいと思っていました。
このリングは、購入すると日本円で7000円が恵まれない世界の子供たちに寄付されるというコンセプトの商品。
日本の空港免税店で何かを買う考えがまったくなかった私が、すぐに即決できました。

私や自社がこんなリングのように、ビジネスと社会の問題へのアプローチをすると同時に、少しでも地球上の社会問題に貢献できる力を持てる存在になれたらいいな、と願いを感じながら、このリングをつけています。

2010 年 12 月 17 日

12月14日のNHKニュースウォッチ9に出演しました!

12月8日にTii主催の「シンガポール進出セミナー」が盛況に終わりました。
それとは、まったく別ルートで、管総理が法人税5%減税を決めたことのニュースに関連して、シンガポール進出セミナーを企画開催した齋藤のところに取材申し込みの電話が来たのが午後2時過ぎ。その2時間後には渋谷オフィスで撮影。

撮影が終わったのが6時前で、その晩の9時からのNHKニュースウォッチ9放送でした。
報道のお仕事をされている人は、すごいですね。本当に時間との闘いのなかで、意思決定をして、編集作業してすぐにオンエア!

トップニュースにでたので、たまたま観た知人、友人は驚いてTwitter やメールで連絡くれました。私自身は撮影が終わって、実家に連絡するくらいしか予告できませんでした。(^_^.)
しかし、その日の私は、実はビジネスアポのない日で、秋葉原で開催されていた「グローバル人材シンポジウム」経済産業省主催 に参加していたもので、本当にカジュアルな格好で・・・ジャケットを買いに走る暇もなく。笑

NHKディレクターの方は、法人税を40%から35%に減税したら、日本企業にとって魅力のあるものなのか?という視点で、Tiiが開催したシンガポール、海外進出セミナーに出席した企業や今後、加速しそうな企業の海外シフトの現状から、どうなのか?シンガポール政府と国の魅力はどんなところなのか?という質問をされました。取材時、40分くらい色々とインタビューを撮影したのですが、最後は切り取って1分くらいの放送だったようです。

最初は、「法人税40%から思い切って、5%にしたのか??」と驚いたのですが、実はたったの5%削減。一方で、個人の富裕層には増税となり、この売り上げがあがらない国で、富裕層の儲ける力の高い人たちに不満を高める負担を強いるのはどうなのかな?と個人的には思いましたが。
シンガポールは逆に、富裕層の人たちにとって魅力ある税制にしており、優秀で儲ける力の強い人たちに稼いでもらい、そのうちの16%(他国に比べて低い税率)を支払ってもらうことで、優秀な人や企業=お金を儲ける力の強い人や企業をシンガポールに惹きつけている、シンガポール政府の税制。

例えば、サラリーが20万円の人から高めの30%の所得税をもらうよりも、100万円の人から低い税率で16%のほうがキャッシュとしては高い税収が入るわけで、高収入の人に、その都市に住んでもらい、低率の税金をきちんと払ってもらったほうが、結果、国にはいる税金は多くなるわけです。
富裕層の人は、税率が高いとその払う実質の金額も相当多額なわけで、やはり支払うときには負担が大きいなと実感するのは人間ですから、当たり前。富裕層の人の収入とは、それなりに必死でビジネスをしたり、節約して利益をあげた成果なわけです。
ほとんどの人は必死に努力して稼いだ大切なお金ですから、税率の低い国や、子供への贈与税がない国へ移住したいと思うわけです。
日本の政治家や政府の人は、どうも人間の心理に鈍感というか、想像力が欠落しているのでは?と感じてしまいます。

2010 年 12 月 6 日

シンガポール進出セミナーにTVメディアが取材に来るぞ!

今回、当社が企画した、ベンチャー中小企業のための
グローバル化を一気に加速する「シンガポール進出セミナー」新宿開催

本当に色々な立場の方にご支援いただいたのでございます。
日本商工会議所広報の方、
スピーカーの大滝博士、SCSGlobal 代表 少徳氏、ケンコーコム社、後藤社長と朝倉シンガポール社長、協賛企業のスリープログループの高野社長、GRSの坂田社長。
EDBのエリート官僚の方たち。

ここに、NHK報道局と、なんと!!!
Channel News Asia が取材、報道してくれることになりました!!

超感激、感動で、真に感謝です。

ぜひ、日本人の若手企業家がアジアにチャレンジしている姿を日本の若い世代にもみせて、海外で挑戦するというキャリアモデルを見せたい!

そして、質の高い商品、技術、サービスを持っている中小企業の経営者には、
日本国内の景気の悪さから自信を失って欲しくないのです。

だから、どうか、このアジアへシンガポールを賢く活用するモデルを知って頂き、
得して活躍して欲しい!

これまで、誰もその秘密を明かしてこなかったことをこと細かに経営者のために解説する、
セミナーを東京で開催します。

はっきりいうと、シンガポール在住者や駐在員でもよく解らないシンガポールの外国企業への優遇制度と税制、そのインフラの活用法、ビジネスモデルケースを解説します。

シンガポール(株式会社)国家の経営戦略も解説しますので、個人的には日本の政治家にも学びにきて欲しいと思う貴重なセミナーです。

まだ、少しだけお席がありますので、自社のアジア進出を賢く、得して実行したい経営者はご参加ください!

2010 年 11 月 14 日

グローバル化を一気に加速するための「シンガポール進出セミナー」@東京開催

私がシンガポールで会社を設立した当時から、「日本のベンチャースピリッツのある企業のグローバル化、シンガポール進出を支援したい」というビジョンがありました。
今回、実現できることになったのは!

日本の中小企業、ベンチャー企業対象
 「グローバル化を一気に加速するためのシンガポール進出セミナー」の東京開催です! (やった~!)

日本商工会議所のウェブサイト、トレンドボックスでもご紹介頂きました!感謝!

日本経済を支えている中小企業の経営者の方たちが、海外進出と自社のグローバル展開に挑戦し、どうかこの日本の不況を打破して成功してもらいたい。中小企業にグローバルな成功を獲得してもらい、日本の経済の基盤を支えている中小企業に強く希望をもっていただき、日本を元気にして欲しいという思いです。 また、日本の若い人達に、海外で活躍する若い世代の日本人経営者を見て、将来、グローバルに活躍する夢をもってもらいたいです。

今回のセミナーの目的には、ありがたいことに協力してくれる企業が次々と現れて、オーナー経営者は意思決定が早く、「よっしゃ、それならうちはこれを協力するよ!」とリソースをもちよって頂きまして、やはりオーナー経営者は粋な行動ができるものだと、感動しました。 

中小企業の自社の強みをアジアマーケットに打っていくためにシンガポールを玄関にした賢いアジア地域への展開の方法と、シンガポールビジネスの正しい情報をお伝えします。
ぜひ、具体的なアジア市場進出計画のきっかけにして頂けたら幸いです。

シンガポール進出セミナーの詳細はこちら。
日本のベンチャー・中小企業のグローバル化を一気に加速する
「シンガポール進出セミナー」東京開催

日時: 2010年12月8日(水) 14:00 ~ 18:00
会場: 東京・西新宿 アビバコミュニティ アビバホール 詳細: http://www.avivaco.jp/   *セミナー終了後、講演者、シンガポールビジネス関係者と名刺交換して頂けます。

    ”アジア進出を計画したい経営者の方は、是非ご参加下さい。”

2010 年 10 月 24 日

シンガポールで勢いのある日本人ビジネスマーケッターを見つけました。

先日、シンガポールのシティにあるショップハウスにて、日本から視察ツアーでいらした日本人オーナー経営者25人との交流会がありました。

この開催場所になったのは、Satisfaction Guaranteed という日本、アジアでもファッションリーダーたちに話題のアパレルブランドのお店+カフェ&Barというコンセプトのお店。オーナーの加藤さんからは聞いてはいたのですが、やっと実際にお伺いすることができました。

なんと、2階部分は日本的メイドカフェ。
そのメイドカフェのある2階部分で日本の各地方からいらしたスーツ姿のオーナー経営者たちと交流。

最初、そのスペースにはいった瞬間。

そのピンクと白のカラーコーディネート、椅子にはピンクのモヘアクッションに座っているおじさま達とのマッチングに違和感あり、思わず、
「いや~、このピンクのインテリアと皆さんのギャップが面白いですね~」と
笑って着席した私でした。(笑)
当事者の紳士たちもそう感じていたようで、そうなんだよ~と言いたげに恥ずかしそうに笑っていました。

そこでは、シンガポール在住者の日本人と日本の各地方でいけているオーナー経営者たちが名刺交換して、いろいろな話で盛り上がっていました。
途中、室内温度がすごい上がり、暑いな~と思い、私は思わずスタッフに「エアコン温度をもっと下げられる?もう、すでに皆さんが熱いぞ!」とエアコン調整をお願いしたくらいでした。(毎度、イベントプロデュースをしている私としては来場者とそれによる主催者の印象を気にかけてしまうもので。。)

そして、この交流会をアレンジしたのは、加藤順彦ポールさん。

彼は2年前にシンガポールに移住していらして、その後、若手のベンチャー事業の資本化、ご自身でも事業家である。

こんなパワフルな日本人若手リーダーがシンガポールに来てくれて、私はとても嬉しい。
加藤さんは、シンガポールだけでなく、彼を信頼する事業家や投資家のために、シンガポール以外のアジア諸国、中国までも飛んで走っている。

私は、シンガポールにきて9年だが、このタイプの日本人にシンガポールに来てほしいと祈っていた。

交流会後の経営者数人とご飯食べた後。いろいろな話をしたが、日本の中小企業オーナー経営者もほんと、遠くから見ている日本の中小企業のイメージと違った。言っていることもライフスタイルもクールで情熱的で素敵でした。

加藤さんのパワフルかつ情熱的な、「もっと行こうぜ、日本企業はイケルぞ!」的ビジョンに皆さん、勇気づけられて脱帽です。個人的には加藤さんのマーケティング的、ポジティブコーチング的な感性と行動に尊敬の念。

普段はお会いすることはあまりないのですが、Twitter でいろいろな兆しを発信している「国境越えて走るマーケッター」みたいな人ですね。
ぜひ、シンガポール、アジアでマーケティングしたい人は、まずは加藤さんに相談してみるといいかも?です。

2010 年 10 月 16 日

海外現地就職者のキャリア危機と組織的有効活用について(2)

前回は、これまでのシンガポールへの日本人移住事情の典型的パターンについてお伝えしました。(ここのところ、海外出張も多くて落ち着いてブログ書けないんです・・・)

グローバル人事マネジメントのコンサルの現場にいますと感じるのが、最近、やっと日本企業の海外拠点における現地社員についての育成に意識が高まってきました。
(私がグローバル人材育成を目的に会社設立したのはちょっと早すぎたかなと思うこの頃・・・)

しかし、このグローバルなテーマでシンガポールで人事制度や人材育成のための会議をしていると、「現地就職した日本人のポジションとキャリア、育成」については、会議のテーブルにはあがらないのです。(T_T)

最近やっと一部の業界、企業では海外ローカル社員を管理職、それも部長クラスまでのキャリアパスをつくっていこうという流れになってきています。
海外拠点で契約した日本人社員は本社からみたら、あまり顔が見えない存在かもしれません。
しかし、現場では重要なキーマンになっているケースも多い、現地契約の日本人社員。
この人たちも、本来は日本語も使えて、日本企業の文化も理解できて会社方針に従い、英語と日本語をつかってローカル社員とのコミュニケーションを円滑にする存在。

それなのに、海外駐在員とも報酬制度は違い、ローカル社員の新しいキャリアパスや日本やシンガポールで開催する人材育成研修制度には対象外になっているのだ・・・。
なんで???

私が企業の人材育成システムの構築や研修の話をするときには、必ず、そういった現地契約した日本人の方もぜひ参加対象者にしたらいかがでしょうか?と提案するのですが、
企業によっては日本人現地就職者はまったく育成対象としては考えていない人も多いのが実情。

一方で、当社の顧客企業のS社では、優秀な日本人の現地契約者には日本の厚生年金の補助や定期的な研修への参加もOKしている。(こんな会社は実は珍しいのです。)
そんなS社は、優秀な女性社員が活躍しています。
これも、その会社のシンガポール社長の社員の人生設計への考慮、愛情と人権的な視野から考えて、いつか日本に帰るという日本人にとって、これは当然の福利厚生制度でしょうという経営判断だったようです。(はっきりいって人格も高くて素敵な社長でした。)

日本企業のグローバル経営に向けた人材戦略としての弱みは、本音と建前が違っていて、それが原因での制度のひずみとしかいえない人事制度。

一方で、日本企業の社員自体が、なんでもかんでも会社にぶら下がり、依存しており、
駐在員で目が当てられないのが、海外駐在中にかかる費用はなんでもかんでも会社に経費請求する権利があると思っている公私の分別がないサラリーマン的な人。
また、不思議なのですが、そういう人の奥様も「シンガポール赴任中にかかるお金は会社が負担してくれて当たり前」というタイプ。

なんだか、駐在期間3年とか、ある意味、なにか宇宙に飛ばされたうえで、普段の生活ではかからない宇宙服とか買うならわかりますが、人生、どこで生きていても人生期間。
その間にかかるものはかかるし、場所は変わっても自分たち家族との人生を楽しむという感性には到達していないようです。

そういうセコイ経費利用は、現地の社員の経理担当からローカル社員にすぐにばれるのと、尊敬できないのと、ローカル社員よりも高い優遇精度で生活しているのにそんな行為をする社長や、部長の下で働いていると思うとよけいに役人仕事に徹するわけです。

実際、シンガポールのローカル社員や日本人現地契約社員から何度も聞いたことありますが、シンガポールの拠点の社長、部長クラスが、平気で週末に自分の家族がレストランで食事したレシートを会社の経費で請求したり、会社の携帯電話で日本へ長時間私用おしゃべりで使っているとのこと。一方で、オフィスでは電気の使い方に厳しいルール。「いえないけど、あなたの携帯電話を安くすれば、オフィスの電気代なんて余裕でペイできるんだけど・・・」というなんだか、矛盾している現場なわけです。
ローカル社員はイエスマンなので誰も見て見ぬふりしていますが、実は全社員がそういうことを知っていると思っていたほうがいいですね。知らないだろうと思っているのは日本人だけ、という職場もあります。

そんなこともわかっている職場の契約日本人社員は、本社がこれから、本気でグローバル経営を目指し、経営改革をいれる場合、赴任の駐在員管理職、ローカル社員の実態など、今後のグローバル経営上での改革やローカル社員の意見をくみ上げるのには必ず役立つ存在のはず。

それなのに、どうも大手企業の人材育成計画には、「日本人現地社員の育成やキャリアパス」が抜け落ちている・・・これは問題。 この人たちの日本人が海外で踏ん張るためのリスクを背負った存在と貢献度をどうか忘れないで欲しいです!!!

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