インキュベーター・インスティテュート齋藤一恵のブログ

‘多文化共存の社会と組織’ カテゴリーのアーカイブ

2012 年 1 月 26 日 木曜日

シンガポール日常での出会いと幸運?

今日は夕方、仕事が片付いて、愛犬の散歩していたら、近所のインド人マダムに「あなた、今日、うちのディナーにいらっしゃいよ」と誘われて。
「20:15にうちにいらっしゃい」と言われた。

特に予定のなかった私は「は、はい・・・」と。

そして、素敵なおうちのリビングへ。
(愛犬は置いて行った。)

リビングルームは、まるで高そうな、日本人向けの高級カラオケラウンジ風。

ビール?ウィスキー?ワイン?と聞かれて、
とりあえず、ビールで。(超日本人だな。)

その後、マダムがウィスキーを飲むことがわかり、
私もウィスキーをソーダ割りで頂きますといって、
いろいろと、最近のエレベーターでの問題出来事や、日本での滞在体験を話した。

そして、そのインド人マダムのインド人旦那さんが、私のマンションのオーナー理事会の理事だったようで、話したら、4月ごろから、日本メーカーのフジツーリフトに変えるという、ほとんど、決まりそうな話だよ。と教えてくれた。

ぞれは、富士通じゃなくて、「フジテック」じゃない?
と聞くと。あ、そうかも。とおっしゃった。

じゃ、早く、お願いですから変えてくれと。 そうでないと、子供とか、病弱な老人が私のような立場で被害者になったら、最悪ですよ!!!!!
と訴えた。

しかし・・・二人とも私が真剣になるほど、笑うのだ。
「笑い話やジョークじゃないのだ!」と訴えてみる。

すると、紳士の旦那さんは、私の体験談に笑いを抑えながら「そうだね。わかったよ」と。

なんだか、ご近所のインド人から、よく誘われる私なのである。
ついでに、「私たちは前世でつながりがあったんじゃないのかな」と言われる・・ インド人に言われるとなんだか本当らしく思えたりして。

そして、先日、エレベーターで大問題があった私の経験を話したら、そのマンションの決議のキーパーソンだった。
なんだこれ? 気持ちわるいけど、神様、ありがとう♪ ですな。

2012 年 1 月 17 日 火曜日

海外赴任者へのマインドセットの重要性

最近、思うこと。

日本で成功したケースの中堅企業が、シンガポール法人へ選抜されてシンガポールにいら​した赴任者はシンガポールに来ても、日本の自社の成功モデルと日本の常識を通そうとうするやり方がとても強いのです。

日本で成功した、私のキャリアの方法だから、シンガポールでもこれは通用するはずだし、当り前でしょ? という感じのご担当者が、大手企業ではなくて、中小企業でもいらっしゃいます。

海外にいらした方へ、当社ではこの場合、私は正しいことをしているのに・・・(確かに日本ではそれが正しいし、素敵。)でも、その方の日本でのキャリアの正当性を説明されて、シンガポールでこれをやっているのにシンガポールでうまくいかないといわれても。

どうやって、「いや、顧客も従業員も日本人ではありませんから・・・」とつっこむタイミングを作るか、結構、精神的にも苦労しています・・・​。

これは、本来は海外へ赴任する人へ、本社が「海外に行ったら、そこの現地の人を尊重するべし」という大切なひとつのことを会社上部から教育、マインドセットしないと無理です。

困るのは、その後のその企業さんなんです。  
結論は、海外に赴任させる前に本社から、「海外​に行ったら、現地の人を尊重するべし」という、この一言を最低限、念押しする教育をしてから海外に送ることが大切だと思います。​ 
英語の研修よりも、その外国で生活して、ビジネスをさせて頂く以上、その国の人が大切にしている価値を知ること、そして尊重、いわゆる人間尊重、人権尊重を理解することが基本です。

こういうことが、グローバル経営とグローバル人材育成のふもとでは小さくても大切なことだと思います。
ご本人もよけいなプライドとストレスで苦労してしまいますから。

2012 年 1 月 10 日 火曜日

やっぱり、上野は最高!

昨年、一度も長期休暇を取らずに仕事一筋の仕事生活であった私は、年末、ゆったりと
寒い冬の日本を満喫しました。
そして、日本滞在もあと1日。明日は企業訪問して、深夜便でシンガポールへ帰ります。

今回の日本でのホリデー中の観光は、京都、東京の人形町、そして古巣の上野を歩きました。
京都は、将来のためにまだ、行きたいところを残して、京都市内、祇園と東寺の空海さんへご挨拶。

写真は、上野動物園で、すごい人だかりのなかで、やっと、遠目から撮れたパンダの写真です。
30分以上待たされそうな列になっていて、並ぶのをやめた私にとって、これでもベターレベルの
パンダの写真です。す~ごい人でしたよ。上野動物園は。
上野公園を歩いても、気持ちいい~。

しかし、やっぱり、「上野は最高!」
上野駅前の商店街で、後ろにいた男性が、「上野、サイコ~!」と口走っていたので、
笑って、うなずいてしまいました。

国立美術館、国立博物館、上野動物園、桜の公園、不忍の池、神社、寛永寺などの仏閣、
アメ横商店街、韓国焼肉屋さん、吉池、多慶屋、寿司屋、鰻屋、とんかつ屋、皮革製品屋、
おもちゃ屋、盛り場の仲町通り、輸入品のお店、宝石問屋街、屋台、古書店、画材店、書道店、仏壇屋、
藪蕎麦屋、スポーツ・ゴルフ屋、銭湯、若い人からシニアまでが楽しめるカルチャーが、
ぜーんぶ詰まった「アミューズメントパークのような街」なのだ。

やっぱり、東京に住むなら江戸文化が残る下町、上野界隈か谷中、湯島がいいなぁ、なんて思いました。
上野駅前にある三井ガーデンホテルに泊まったのですが、思わず延泊しました。

とにかく、店員さんたちも、地元の母も、アメ横や寿司屋の大将も人に優しい、江戸っ子気質。
どこに行っても、気持ちよくコミュニケーションできて、いい感じです。
私が、下町の江戸っ子気質だからかも? 笑

江戸時代から、異文化を持つ人々を尊重する上野という街でした。

2011 年 8 月 26 日 金曜日

Facebook “シンガポールビジネスコンシェルジュ ページ” OPEN!

シンガポールを拠点に人事管理・人材育成コンサルティングサービスを日系企業の海外拠点向けに提供してきた、インキュベーターインスティテュート(Tii)が、日本の地方の中小企業向けに、シンガポール進出前から法人登記、会社設立、開業後の支援をトータルで提供するサービスを開始しました!

会社設立後からは、ローカル事情にどうしても疑問が多い初年度1年間に、シンガポール総務、経理の実務経験が豊富な日本人女性からなるコンシェルジュチームが味方となり、サポートします。 すでに営業している企業のグループ会社、子会社様のシンガポール拠点新規セットアップにもぜひご活用ください。

それに伴い、Facebook のファンページをOPENしました!こちらです。 「シンガポールコンシェルジュ」Facebook pageつい2日前にオープンしたばかりで、まだコンテンツが少ないのですが、
他のサイトとは違い、日本人からみて、シンガポールビジネス、アジアのビジネスのヒントになりそうな情報にフォーカスして、ビジネス視点で情報発信していきます。

ぜひ、皆様、「いいね!」とご支援頂ければ、毎日、日本のために役に立つだろうか?と悩みながら、情報を収集するスタッフにとって大きな励みになります。

東日本大震災の被災地の企業さんには、当社の支援サービス料金のうちの50%をキャッシュバック致します。どうか被災地で沢山のものを失い、何から手を付けたらいいのか将来が見えない中小企業の経営者の方達にアジア進出という手法で再起を図る方法を提示して、心から応援したいのです。
そして、被災地の企業さんのアジア進出成功モデルをひとつだけでいいので、創出するためのメンバーになれたらスタッフ一同、本当に日本人として生きていて幸せです。

2011 年 3 月 30 日 水曜日

【訂正情報】日本政府は民間の力を復興へ活用するべき~シンガポール寄付金所得税控除の場合~

★3月30日午前10時までに開示していた内容に誤解を招く記述がありましたので訂正してお詫びします★
シンガポール国内団体を通じて日本震災義援金に寄付をしても所得税控除が適用されないという情報を公共団体IPCに確認しました。大変申し訳ありませんでした。~

シンガポールという国には、仏教、ヒンズー教、イスラム教、キリスト教などの多様な宗教を持つ人たちが一緒に暮らしています。
しかし、宗教を大切にしている人たち=人として生きる道とその価値観を他者と共に大切にしている人達であります。どんな宗教であれ、彼らにとっては今の日本の悲惨な震災被害の状況からして、ここシンガポールでも日本を少しでもヘルプしよう!という動きが民間で活発になっています。

シンガポール政府は制度としても、社会的な弱者やコミュニティの問題に取り組む組織、NPOやNGOの活動に対して,チャリティ寄付活動を市民に奨励しています。

具体的には寄付金額の2.5倍の金額が所得金額から控除されます。
(しかし、残念ながら今回の日本への募金は「海外へのチャリティ対象」なので所得税控除は対象外とのことでした。)

このブログでは所得控除が250%だから、ぜひ寄付しよう!と言うつもりはサラサラないので、誤解頂きたくないのですが。
この制度を確認し、いち日本人としては、なるほど政府の賢い社会制度と奨励策に妙に納得してしまい、ボランティア団体が多くある日本政府は真似するべきだと思い、このブログを書いています。

特定の人による利益追求ではなく、社会の質を高めるための活動をしてくれる組織には、民間からの資金が使われるような仕組みにして、政府が管理運営の資金援助や維持の面倒をみなくても、民間から自然派生的に動機づけされてNPOへ資金がめぐるように制度をつくっているということ古代チンギス・ハーンの言葉そして、高所得の人にはこういう社会サービスに資金をどんどん、だしてもらいましょうということです。そして、忘れないのはそういう人を社会では賞賛します。

ここが、日本政府の寄付に関する政府の仕組みとシンガポール政府の仕組みが大きく違うところ。国民、民間社会の人々への動機づけを政府が制度として用意することで、寄付金の流れがサラサラと流れて、寄付した人も寄付された人もその組織もハッピーな仕組み。
さて、各国の寄付制度を調べたことはないのですが、まずはシンガポールで寄付した後、経営者や経理担当にとって気になる、シンガポールでの寄付に関する政府奨励、税金控除制度の要点をお伝えします。

<所得税控除の対象となる寄付の種類>

• Cash Donations 金銭による寄付(広告目的がないもの)
• Shares Donations 株式公開している会社株の寄付(個人株主限定)
• Computer Donations コンピューター機器物資による寄付
• Artefact Donations 美術品等の美術館への寄付
• Public Art Tax Incentive Scheme 公共施設への彫刻美術品の寄付
• Land and Building Donations 土地と建物の寄付

<シンガポール所得税控除制度>
シンガポールでは基本的には寄付金額の2倍額の所得控除制度でしたが、その後、2009年1月より、現在は寄付金額の2.5倍の金額を所得金額から控除する制度が実施されています。
2011年の財務大臣からのシンガポール予算の発表により、これをさらに2015年の12月31日まで適用を延長し、シンガポール国民、居住者による積極的なチャリティ活動への奨励制度がアナウンスされました。

<所得税控除を受けるための注意点>

所得税控除の申請はこちらで確認:IRAS Donations and Tax deductions

寄付先のチャリティ活動をしている組織がシンガポール指定の機関Institutions of a Public Character (IPC)に登録認定されていることが控除の対象となる基本条件。
このIPCオンラインから寄付をすると、寄付をする人・企業のID番号:NRIC/FIN/UEN が確認されて、税控除のためのレシートTax Deduction Receiptsを発行してくれます。
その後、IPCが税務署へ、その人・企業が寄付をした記録を送信してくれて、税金控除の申告が同時に可能で、あとで申告する手間が不要なのです。
“さすが、シンガポールのe-ガーバメントです!! “

残念ながら、個人納税番号がない+各省庁のIT化、情報連携ができていない日本では到底、真似できない技ですな・・・複雑な気持ち。

以前から日本のNPO団体への寄付文化や税制の問題点を指摘している人は多いのですが、残念ながら、思い切った奨励策が採用される様子がありません。今回の震災義援金のうねりから、政府が制度改革に動いてくれるといいのですが。

そもそも、社会で起きている様々な課題やコミュニティの問題すべてに行政が問題解決サービスを提供するのは不可能であり、行政がやらないほうが効果の高いサービス活動もあります。今の財政難の日本政府にとって、この震災復興資金は政府だけでカバーすることが困難なことは想像に難しくありません。
ちなみに日本の場合は、日本赤十字社など特定公益法人等への一年間の寄付金の合計から、5千円を差し引いた金額が、年間所得から控除されます。

個人的には、世界中からの支援が集まる超大手赤十字さんには災害時の医療系支援をお任せして、行政の手が回らない部分の自治体、地域住民支援にはいっていく小さなNPO, NGOに活動費を支援し、復興のためのステップに使ってほしいので、日本のそういったNGO団体にも寄付をしました。
ぜひ、定期的に?段階的に分割寄付していけたらいいですね。

正直、この2週間、震災と原発事故ニュースで眠れない心労を重ねた日々を過ごしましたが、被災していない私が落ち込んでいてはあかん!と気持ちを入れ替え、支援金も一度ではなく、今後の復興段階にあわせて、この元気なアジアから支援していけるようにビジネス頑張るぞ!と心を入れ替えました。

<ご注意> シンガポール国内団体を通じて日本震災義援金に寄付をしても所得税控除が適用されないという情報をIPCに確認しました。

シンガポールお役立ちウェブ 日本のためにシンガポールから出来ること シンガポール国内のチャリティイベント情報を網羅してます。

2010 年 11 月 14 日 日曜日

グローバル化を一気に加速するための「シンガポール進出セミナー」@東京開催

私がシンガポールで会社を設立した当時から、「日本のベンチャースピリッツのある企業のグローバル化、シンガポール進出を支援したい」というビジョンがありました。
今回、実現できることになったのは!

日本の中小企業、ベンチャー企業対象
 「グローバル化を一気に加速するためのシンガポール進出セミナー」の東京開催です! (やった~!)

日本商工会議所のウェブサイト、トレンドボックスでもご紹介頂きました!感謝!

日本経済を支えている中小企業の経営者の方たちが、海外進出と自社のグローバル展開に挑戦し、どうかこの日本の不況を打破して成功してもらいたい。中小企業にグローバルな成功を獲得してもらい、日本の経済の基盤を支えている中小企業に強く希望をもっていただき、日本を元気にして欲しいという思いです。 また、日本の若い人達に、海外で活躍する若い世代の日本人経営者を見て、将来、グローバルに活躍する夢をもってもらいたいです。

今回のセミナーの目的には、ありがたいことに協力してくれる企業が次々と現れて、オーナー経営者は意思決定が早く、「よっしゃ、それならうちはこれを協力するよ!」とリソースをもちよって頂きまして、やはりオーナー経営者は粋な行動ができるものだと、感動しました。 

中小企業の自社の強みをアジアマーケットに打っていくためにシンガポールを玄関にした賢いアジア地域への展開の方法と、シンガポールビジネスの正しい情報をお伝えします。
ぜひ、具体的なアジア市場進出計画のきっかけにして頂けたら幸いです。

シンガポール進出セミナーの詳細はこちら。
日本のベンチャー・中小企業のグローバル化を一気に加速する
「シンガポール進出セミナー」東京開催

日時: 2010年12月8日(水) 14:00 ~ 18:00
会場: 東京・西新宿 アビバコミュニティ アビバホール 詳細: http://www.avivaco.jp/   *セミナー終了後、講演者、シンガポールビジネス関係者と名刺交換して頂けます。

    ”アジア進出を計画したい経営者の方は、是非ご参加下さい。”

2010 年 9 月 27 日 月曜日

番外編:尖閣諸島問題、日本政府のやり方、戦略どころか志のなさに日本人として心が痛む。

昨日は気が気じゃなくて、シンガポールF1 GPとNHKスペシャルの「堕ちた特捜検察~エリート検事逮捕の激震」特集番組チャンネルを何度も切り替えて見てしまった私です。

この数日間、尖閣諸島の事件、問題について、政府の対応の仕方に対して、日本の政治家があまりにも稚拙かつ、やるべきことをしないので、ここ数日の間、感情的になっています、わたくし。私がブログでいったところで何も変わらないけど、東京都の石原知事の発言と同感。

わたしが言いたいのは、
「事件を録画したビデオ映像をYoutube で説明コメントを中国語&English 付きで世界へ公開するべき」

ちなみに私の気持ちをよく表現してくれた映像にユーモアをいれてスクリプト作成された映像がこちら。(笑)
(この日本語スクリプト入れた人のセンスが凄いと思います。著作者を知らないのですが)
「総統閣下は尖閣諸島衝突事件の中国船長釈放にお怒り!!」

最近観たどんな映画よりも、私にとってはHITした映像と日本語スクリプトでした。(笑)
(変なウィルスとかの弊害ありません。)
普段、Youtube などチェックしない自分ですが、たまにNHKだけ見ていると無難な結論とうわっつらの結果しかわからないと思うので、どうしても気になるニュースはYouTubeでも情報を見たりしています。

しかし・・・。今回の件はどうしてそうするわけ・・・・と気持ち的に苦しいですね。
海外に住む日本人の皆さん、どう思われましたか?
ぜひ、コメントください! こんなこと思うのは私だけでしょうか?)汗)
(こんなブログ、会社員社長だったら絶対に書けないですね・・・リスク高いかも?)

space