インキュベーター・インスティテュート齋藤一恵のブログ

‘海外シンガポールから日本を見て思うこと’ カテゴリーのアーカイブ

2011 年 3 月 25 日 金曜日

シンガポールから震災のお見舞いと叫びたい祈り

東北関東大震災の被害を受けた皆様、親族を亡くされた方々へ心から追悼の意を捧げるとともにお見舞い申し上げます。
(*WEBにメッセージ追加しましたが、ブログをご覧の方へ、改めまして。)

この痛ましく辛い日本の被災地の皆さんの声が、海外にいる私達にも届いており、心痛な思いです。
大変ありがたいことに義援金による支援はすでに各国、各コミュニティで実施されており、地元の人たちからの温かいメッセージとともに支援金が届けられております。

海外にいてもできること、そして、景気の良いアジアの地にいるからこそ、今の一時だけではなく、ダメージを受けた日本の復興に力を分けてあげられるのではないか? そう考え続けています。
一方で、極小な当社だけでは大きな支援は難しいので、このシンガポールの日本人リーダー、近隣諸国の地元リーダー方たちとの連携を大切にして、それぞれの業界エキスパートの人たちの力を結束し、必要なときにはアジアの地元産業界リーダーからも追加の支援ができるようなネットワークをスタンバイし、まずは微力ながら、アジア地元企業からのご支援を頂けるように広報の支援をしたいと思います。

また、被害のなかった海外にいる私達、日本の企業がさらに被災地を継続して支援していけるように、経済活動をさらに頑張っていかなければならないと思います。
極小な当社ではありますが、今後は当社のサービスでも、その顧客だけを支援しているのではなく、その企業の業績が上がれば同時に被災地も助けることになるのだと心得、日本企業のシンガポール進出支援や人事管理の支援をしていくべきだと心を改めました。
一刻も早く原子力発電所の危機が収束することをここシンガポールからも強く祈っております。

インキュベーター・インスティテュート, シンガポール
齋藤一恵 Kaz Saito 

P.S. 日本人起業家であり、クリエィターの家入 一真さんが制作したPray for Japan 美しいメッセージ動画です。ぜひご覧ください。みんなの祈りが言葉と距離を超えて被災地の方々へ、そして神様がいるなら、どうか願いが届きますように。

PrayForJapan stream Created by Kazuma Ieiri (Twitter :@hbkr)

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 海外シンガポールで何かしたくて苦悩している方へ。
 シンガポールお役立ちウェブ シンガポール国内での震災支援活動、イベント情報はこちら
 「シンガポールから出来ること」

2011 年 3 月 21 日 月曜日

海外にいる日本人は何をすれば日本の力になれるのか?(2)

海外で在外選挙権を持つ人たちへ。
どうか、今回の日本の国会議員の行動をよく見ていて欲しい。

今回の震災緊急事態による、日本政府の問題解決能力のレベルが世界中に露呈している。
そもそも、こんな非常事態の時に、日本人同士で政党のメンツが重要で協力できない政府、政党とは何の意味があるのか本当に理解不能。

以下の写真:Quoted from Singapore Press Holdings 20, March 2011
LDP regects Kan's call for unity gov.

どんなに仕事やビジネス上でライバル同士でも、非常事態には高い結束力で働けるのが仕事人のプロだ。
しかし、それを非常時に裏切るタイプは、普段プロという顔を公共でしながら、本音は自分の利益のことしか考えていない人が、どうやって自分の利益に他人を活用するか?と日常考えているのが、そこにある目に見えない心理。

絶対にそんなことは自分の利益のためには言葉にしたり、見せたりしない技術に長けています。
そういうタイプの人にとっては、自分に非常事態を感じた時には自己や自己を守るだろう人の意見や行動を支持することが
一番正しい結論になり、そこには名前も知らない他人、国民、第三者の利益を守ることは思考のなかに一切、入らないみたい。
私は日本、シンガポールでそういうタイプの日本人に数人、遭遇したからよく解る。

私は人の多様な意識のあり方とその心理の知識としては理解できますが、
この非常事態での自民党はこの震災復興のための大連立を拒否とか・・・日本人の政党でこんなこと、びっくりした。
非常事態に国民のために協力できないで、いつ何をしようとしているのか? 日本の国会議員の不思議です。

彼らは日本人民間や世界が大切にしているプロ意識と精神文化とはまったく別なところの価値観とその誇り?で偉そうなことをいっている。
外国の政府、G7でさえ、日本を支援するために過去にない対策(円高阻止)を協力して実施したというのに、日本の野党や協力拒否している政党は、政党ごと、即刻、クビにするべきだと私は思う。国民は政治家が思っているほど馬鹿じゃない。

この非常事態で、海外にいてもよく解ったのは、国民、庶民のほうが政治家、役人よりも情報リテラシーが優れているということ。
そして、日本を救うために勇気をもって行動できる日本人は、毎度、政治家ではなく、消防隊や自衛隊を含めたお偉い政治家役人ではなくて、
民間社会にいるソーシャルリーダー、ビジネスリーダーだということ。

2010 年 12 月 17 日 金曜日

12月14日のNHKニュースウォッチ9に出演しました!

12月8日にTii主催の「シンガポール進出セミナー」が盛況に終わりました。
それとは、まったく別ルートで、管総理が法人税5%減税を決めたことのニュースに関連して、シンガポール進出セミナーを企画開催した齋藤のところに取材申し込みの電話が来たのが午後2時過ぎ。その2時間後には渋谷オフィスで撮影。

撮影が終わったのが6時前で、その晩の9時からのNHKニュースウォッチ9放送でした。
報道のお仕事をされている人は、すごいですね。本当に時間との闘いのなかで、意思決定をして、編集作業してすぐにオンエア!

トップニュースにでたので、たまたま観た知人、友人は驚いてTwitter やメールで連絡くれました。私自身は撮影が終わって、実家に連絡するくらいしか予告できませんでした。(^_^.)
しかし、その日の私は、実はビジネスアポのない日で、秋葉原で開催されていた「グローバル人材シンポジウム」経済産業省主催 に参加していたもので、本当にカジュアルな格好で・・・ジャケットを買いに走る暇もなく。笑

NHKディレクターの方は、法人税を40%から35%に減税したら、日本企業にとって魅力のあるものなのか?という視点で、Tiiが開催したシンガポール、海外進出セミナーに出席した企業や今後、加速しそうな企業の海外シフトの現状から、どうなのか?シンガポール政府と国の魅力はどんなところなのか?という質問をされました。取材時、40分くらい色々とインタビューを撮影したのですが、最後は切り取って1分くらいの放送だったようです。

最初は、「法人税40%から思い切って、5%にしたのか??」と驚いたのですが、実はたったの5%削減。一方で、個人の富裕層には増税となり、この売り上げがあがらない国で、富裕層の儲ける力の高い人たちに不満を高める負担を強いるのはどうなのかな?と個人的には思いましたが。
シンガポールは逆に、富裕層の人たちにとって魅力ある税制にしており、優秀で儲ける力の強い人たちに稼いでもらい、そのうちの16%(他国に比べて低い税率)を支払ってもらうことで、優秀な人や企業=お金を儲ける力の強い人や企業をシンガポールに惹きつけている、シンガポール政府の税制。

例えば、サラリーが20万円の人から高めの30%の所得税をもらうよりも、100万円の人から低い税率で16%のほうがキャッシュとしては高い税収が入るわけで、高収入の人に、その都市に住んでもらい、低率の税金をきちんと払ってもらったほうが、結果、国にはいる税金は多くなるわけです。
富裕層の人は、税率が高いとその払う実質の金額も相当多額なわけで、やはり支払うときには負担が大きいなと実感するのは人間ですから、当たり前。富裕層の人の収入とは、それなりに必死でビジネスをしたり、節約して利益をあげた成果なわけです。
ほとんどの人は必死に努力して稼いだ大切なお金ですから、税率の低い国や、子供への贈与税がない国へ移住したいと思うわけです。
日本の政治家や政府の人は、どうも人間の心理に鈍感というか、想像力が欠落しているのでは?と感じてしまいます。

2010 年 11 月 14 日 日曜日

グローバル化を一気に加速するための「シンガポール進出セミナー」@東京開催

私がシンガポールで会社を設立した当時から、「日本のベンチャースピリッツのある企業のグローバル化、シンガポール進出を支援したい」というビジョンがありました。
今回、実現できることになったのは!

日本の中小企業、ベンチャー企業対象
 「グローバル化を一気に加速するためのシンガポール進出セミナー」の東京開催です! (やった~!)

日本商工会議所のウェブサイト、トレンドボックスでもご紹介頂きました!感謝!

日本経済を支えている中小企業の経営者の方たちが、海外進出と自社のグローバル展開に挑戦し、どうかこの日本の不況を打破して成功してもらいたい。中小企業にグローバルな成功を獲得してもらい、日本の経済の基盤を支えている中小企業に強く希望をもっていただき、日本を元気にして欲しいという思いです。 また、日本の若い人達に、海外で活躍する若い世代の日本人経営者を見て、将来、グローバルに活躍する夢をもってもらいたいです。

今回のセミナーの目的には、ありがたいことに協力してくれる企業が次々と現れて、オーナー経営者は意思決定が早く、「よっしゃ、それならうちはこれを協力するよ!」とリソースをもちよって頂きまして、やはりオーナー経営者は粋な行動ができるものだと、感動しました。 

中小企業の自社の強みをアジアマーケットに打っていくためにシンガポールを玄関にした賢いアジア地域への展開の方法と、シンガポールビジネスの正しい情報をお伝えします。
ぜひ、具体的なアジア市場進出計画のきっかけにして頂けたら幸いです。

シンガポール進出セミナーの詳細はこちら。
日本のベンチャー・中小企業のグローバル化を一気に加速する
「シンガポール進出セミナー」東京開催

日時: 2010年12月8日(水) 14:00 ~ 18:00
会場: 東京・西新宿 アビバコミュニティ アビバホール 詳細: http://www.avivaco.jp/   *セミナー終了後、講演者、シンガポールビジネス関係者と名刺交換して頂けます。

    ”アジア進出を計画したい経営者の方は、是非ご参加下さい。”

2010 年 10 月 24 日 日曜日

シンガポールで勢いのある日本人ビジネスマーケッターを見つけました。

先日、シンガポールのシティにあるショップハウスにて、日本から視察ツアーでいらした日本人オーナー経営者25人との交流会がありました。

この開催場所になったのは、Satisfaction Guaranteed という日本、アジアでもファッションリーダーたちに話題のアパレルブランドのお店+カフェ&Barというコンセプトのお店。オーナーの加藤さんからは聞いてはいたのですが、やっと実際にお伺いすることができました。

なんと、2階部分は日本的メイドカフェ。
そのメイドカフェのある2階部分で日本の各地方からいらしたスーツ姿のオーナー経営者たちと交流。

最初、そのスペースにはいった瞬間。

そのピンクと白のカラーコーディネート、椅子にはピンクのモヘアクッションに座っているおじさま達とのマッチングに違和感あり、思わず、
「いや~、このピンクのインテリアと皆さんのギャップが面白いですね~」と
笑って着席した私でした。(笑)
当事者の紳士たちもそう感じていたようで、そうなんだよ~と言いたげに恥ずかしそうに笑っていました。

そこでは、シンガポール在住者の日本人と日本の各地方でいけているオーナー経営者たちが名刺交換して、いろいろな話で盛り上がっていました。
途中、室内温度がすごい上がり、暑いな~と思い、私は思わずスタッフに「エアコン温度をもっと下げられる?もう、すでに皆さんが熱いぞ!」とエアコン調整をお願いしたくらいでした。(毎度、イベントプロデュースをしている私としては来場者とそれによる主催者の印象を気にかけてしまうもので。。)

そして、この交流会をアレンジしたのは、加藤順彦ポールさん。

彼は2年前にシンガポールに移住していらして、その後、若手のベンチャー事業の資本化、ご自身でも事業家である。

こんなパワフルな日本人若手リーダーがシンガポールに来てくれて、私はとても嬉しい。
加藤さんは、シンガポールだけでなく、彼を信頼する事業家や投資家のために、シンガポール以外のアジア諸国、中国までも飛んで走っている。

私は、シンガポールにきて9年だが、このタイプの日本人にシンガポールに来てほしいと祈っていた。

交流会後の経営者数人とご飯食べた後。いろいろな話をしたが、日本の中小企業オーナー経営者もほんと、遠くから見ている日本の中小企業のイメージと違った。言っていることもライフスタイルもクールで情熱的で素敵でした。

加藤さんのパワフルかつ情熱的な、「もっと行こうぜ、日本企業はイケルぞ!」的ビジョンに皆さん、勇気づけられて脱帽です。個人的には加藤さんのマーケティング的、ポジティブコーチング的な感性と行動に尊敬の念。

普段はお会いすることはあまりないのですが、Twitter でいろいろな兆しを発信している「国境越えて走るマーケッター」みたいな人ですね。
ぜひ、シンガポール、アジアでマーケティングしたい人は、まずは加藤さんに相談してみるといいかも?です。

2010 年 9 月 27 日 月曜日

番外編:尖閣諸島問題、日本政府のやり方、戦略どころか志のなさに日本人として心が痛む。

昨日は気が気じゃなくて、シンガポールF1 GPとNHKスペシャルの「堕ちた特捜検察~エリート検事逮捕の激震」特集番組チャンネルを何度も切り替えて見てしまった私です。

この数日間、尖閣諸島の事件、問題について、政府の対応の仕方に対して、日本の政治家があまりにも稚拙かつ、やるべきことをしないので、ここ数日の間、感情的になっています、わたくし。私がブログでいったところで何も変わらないけど、東京都の石原知事の発言と同感。

わたしが言いたいのは、
「事件を録画したビデオ映像をYoutube で説明コメントを中国語&English 付きで世界へ公開するべき」

ちなみに私の気持ちをよく表現してくれた映像にユーモアをいれてスクリプト作成された映像がこちら。(笑)
(この日本語スクリプト入れた人のセンスが凄いと思います。著作者を知らないのですが)
「総統閣下は尖閣諸島衝突事件の中国船長釈放にお怒り!!」

最近観たどんな映画よりも、私にとってはHITした映像と日本語スクリプトでした。(笑)
(変なウィルスとかの弊害ありません。)
普段、Youtube などチェックしない自分ですが、たまにNHKだけ見ていると無難な結論とうわっつらの結果しかわからないと思うので、どうしても気になるニュースはYouTubeでも情報を見たりしています。

しかし・・・。今回の件はどうしてそうするわけ・・・・と気持ち的に苦しいですね。
海外に住む日本人の皆さん、どう思われましたか?
ぜひ、コメントください! こんなこと思うのは私だけでしょうか?)汗)
(こんなブログ、会社員社長だったら絶対に書けないですね・・・リスク高いかも?)

2010 年 9 月 15 日 水曜日

プレミアリーグだ!グローバル競争力国別ランキングTOP10

今月、世界経済フォーラムが発表した、世界ランキングです。

順位 国2010-2011   前年順位2009-2010
1.スイス                1
2.スウェーデン            4
3.シンガポール           3
4.アメリカ               2
5.ドイツ                7
6.日本                 8
7.フィンランド             6
8.オランダ              10
9.デンマーク             5
10.カナダ              9

グローバル競争力レポート The Global Competitiveness Report 2010–2011
出所:The World Economic Forum  

このレポート、原本は515ページにも及ぶ報告書です。 世界175カ国の経済政策と、経済を動かすための基礎環境、国内市場を動かす教育、技術力などの環境要因、ビジネスの洗練度、イノベーション度を基本評価にして構成した、その国が持つ競争優位性と将来性の指標をグラフにした成績表みたいなものです。 一度、自国と好きな国、取引先の国などを比べて見てみるのもいいと思います。

皆さんはこのランキングを見てどう感じますか?

私も含めた日本人の多くの人が日本に対して悲観的になっている今日この頃ですが、このレポートからは世界で比較したら日本はまだまだこんなにも成績優秀だということを再認識できました。ただ、当の本人は恵まれていることや、持ちえている魅力や資源に気がついていないのかもしれません。(それもまた不幸か?)

日本はヨーロッパのスイス、スウェーデン、ドイツよりも下位ではありますが、彼らの国は日本と同じように歴史もあり、自国の言語や文化を維持しながらも、経済的にも首位を保っていることに私は注目したい。
グローバル化とはいえ、日本にもまだ日本人の独自性を維持しつつの経済開発のやりようがありそうな気がします。ただ、個人的な考えとしては、日本は経済的な面だけをとりあげて先進国の座を維持するよりも、日本人にとってのハッピーを考えた経済構造と社会環境、世界でのポジションを持つことで日本人の幸福感が増すのではないかなと思っています。

ただ、個人の自己資産だけ増えても幸せだと感じることは精神的に社会文化的にも難しいみたいで、逆にそんなにお金がなくても、日本人が持つ勤労観、感謝する心や人へ思いやりを表現したり、されたりする、そういう場面のある職場や日常生活を可能とする社会環境で暮らすことのほうが、人々の幸福感が高まるのではないかなと思います。 

一方で個人主義的な勤労観と金銭的、消費欲求が高い価値観の人は、日本じゃないほうが幸せだと思います。今後、個人の価値観によって生活する環境、国を選ぶこと、すなわち日本人といえども多様化している価値観のなかでは今後、選択肢をもてることも必要なファクターになるのではないかと感じています。

MarinaBaySands ホテルの屋上プール 


一方で、いきなり先進国の先輩たちのなかに、成績優秀者として躍り出たシンガポール。アジアではナンバーワン! 国内マーケット規模は極小ですが、外国と外国人自身がビジネス活動する環境としても人気ナンバーワン。
シンガポールは国家戦略とアクションプランがみごとに明確。子供にも老人にも外国人にもわかりやすくプレゼンテーションしてきています。 

シンガポールの現在の経済を支える労働人口層の25~50代の人たちの親の世代は、学歴も乏しく貧困な時代を過ごしてきた世代でもあります。 子供夫婦が家や車を購入し、親にお小遣いを渡せる現在は、金・物で人との差別化を感じ、物欲を満たすことに幸せを感じやすいフェーズでもあります。

今日まで、シンガポールは「経済発展を第一優先に」してきている国で、政府は税金で集めたお金は本当に経済対策と高等教育の提供、ビジネス環境インフラに集中して投資してきたわけです。そして、そのリターンを国民に提供する。まさにその成果が、目にみえる成果としてあがってきていると思います。

日本人は「日本は小国で資源もない。」と、外国の大陸国に対して日本人がよく言うセリフのひとつですが、一方でシンガポールのすごさを話すと、「シンガポールは小さいからね。」(小さいからできるんだよ)」と結論を出す先輩日本人が多いのです。(その論理の矛盾にいつも?を感じます。)

なぜなら、日本に比較したら、シンガポールは石油どころか、国土面積さえもさらに小国で資源も人口も少ない、資源ないないづくしの国、ある意味、貧乏な家系に生まれた子供のようなものです。 限られた資源のなかで、人に投資して成長してきたのがシンガポールだといえます。

私は、今の日本がこれまでおざなりにしてきたと思う点があります。
それは、自国のビジョン、明確な対策と計画、選択と集中による実行、官民を超えた優秀な実行部隊、外国人労働力の活用政策、外交政策・自国マーケティング戦略が完全に日本には欠落していると思うのです。
実はちょうど、シンガポールには日本がおざなりにしてきた部分へ特に集中してきた事例とその成果がここにあると感じています。 
“一度、決めたら脇見をふらずに目標達成するために集中して実行”
だからこそ、短期で目標達成ができたのだと思います。長期スパンの目標を達成するための短期の実行。

日本で遭遇した雨上がりの二本の虹です。これもハッピー♪


今の日本はとにかく貧困率も拡大しており、早急な経済の建て直しが国内からも、世界からも期待されているわけで、それなら官民など関係なくできる人、優秀な人や国から学びながら実行していくべきだと強く思います。 グローバル経済の時代なのに、まだ日本島の地図しか思考のなかに写っていない政治家は国家のリスクや優位性、マーケットポジションの視界が国内だけになりがちなので、「国内からはどう見られるのか?その影響は?国外からはどう見られるか?その影響は?」という、常にそういう思考の癖をつけるべきだと思いますね。

ひとつだけ言えることは、日本はこれまで民間人が優秀だったから、ここまで成長してこれたのだ、ということを痛感。 民間の日本人たちが構築してきた多くのリソースが国内の足元にあるのに、なにか国のマネジメントシステムがそれを活かしていないようで、まじめに働く現場の公務員、民間の日本人は働いても、働いても報われないシステムという感じでしょうか? 

最後に。
シンガポール人が日本人の一人当たりの国内総生産GDPを追い抜いた時に、この話をシンガポール経済開発庁(EDB)東京担当のシンガポール人との雑談で。

私:「シンガポールはすごいよね、とうとう日本のGDPも追い越してしまいましたよね。いや~凄い。尊敬しますよ。」

シンガポール人担当者:
「いえいえ、そんなとんでもない、日本は技術が凄いし、素晴しい国ですよ。シンガポールは本当に小さい国ですから・・。」
と、さらにへりくだる日本語を使って話すシンガポール人担当者に、
私は完全マイリマシタ・・・。

2010 年 9 月 14 日 火曜日

日本のリーダーは菅直人総理でいくらしいです。

今日は、TBSが新しいチャレンジをしているようで、
民主党の代表選挙をインターネット中継しました。

私の場合。

実は、10日くらい前に、世界で有名な香港の風水師 レイモンドロー氏に、この結果を聞いていました。(と、いわれると現場で頑張っていた人はむかつく人もいるかもしれませんが)

それは、どちらも力が弱くて、どちらともいえないな・・・という
状況がでました。どうも、どちらも互角、という状況がでて、再度、占ってもらった後。

Kanが少し優勢で総理になるだろうという予測結果でした。

んで。

一応、そういうことを知っておきながら、友人の一部には事前に話したのですが、
もしも、違ったら、なんだか有名実力者の風水師の名になにかつくってはよくないと思い、ウェブ上ではいっさい、あげておりませんでしたが。

結果は、「菅直人総理」になりました。

私個人としては、小沢さんになって、また古い体質の政治手法に戻るのは嫌だとおもっていたのですが、私の話はおいておいて、民主党の国会議員が菅さんをかついだということだと思います。

別に安心できるわけではありません。

が、日本の今後の10年、20年、50年後を想像と創造するための一歩を勇気もって実行する人がいないと、日本はやばいと思うのです。

せっかく、数々の日本の美意識やすばらしい技術があるのに、それを無価値に推し進めるような、私利私欲的な霞ヶ関方法はもうやめてほしいですね。

2010 年 7 月 21 日 水曜日

シンガポールの魅力と日本人のリアルを伝える本を出します。

シンガポールの体験を赤裸々に書いて、今後の日本人への提言を本として出版することになりました。

これまで、シンガポールに進出してから、いろいろな体験をしましたが、
これを包み隠さずに本に書くことにしました。私の体験は、ある意味、日本にいる日本人には、信じられない!というストーリーもありまして。笑  だから読む人には面白いかも。

ある意味、ドキュメンタリーをまぜた提案集の本です。
私がシンガポールに来る前には想像できなかった、アジア体験、そして意外にも海外で出会った一部の日本人のほうが、現地の人よりも日本人に平気で嘘をついて騙すような人たちが多いというケースを紹介しながら、今後の日本人のアジアグローバルリーダーシップへの提言を中心に沢山の人に伝えたいと思っています。

シンガポールといういつも優秀だと評価されている、その実態のなかでは、現実はこんなこともあるんだということを伝えられることになり、面白くなってきました~。

私は、私の体験をそのまま伝えて、嘘はつかないスタンスですから、それを暴かれた当人はちょっとびびるかもしれませんね。笑
だって、本当の事実を伝えないとどうしようも臨場感ないですからね。
これまで、そんな凄いびっくりするような経験をさせてくれた方には感謝しないとなりませんね。笑

同じ日本人でこんなことする人がいるんだ~~??気をつけないと!と
びっくりしますから。
本当のことを書いても、別にドキュメンタリー番組と同じです。当人は、だいたい本当のことを言われると怒るんですが・・・人間は本当のことを言われると発狂する人がいますが、別にその人の国の話ではありませんから、こういう人もいるから注意したほうがいいということだけにしかなりません。

メインは、どうやって日本人がシンガポールを活用してアジアで活動していくべきか?
成功者のケースと、そういう闇のストーリーをまぜたアジア進出の際に変な日本人、人格的に倫理観がない過去のバブル時代の価値観を維持している日本人にご注意!という警告をしたいですね・・・
よし、執筆と完成を頑張ります!

2010 年 7 月 10 日 土曜日

在外選挙の広報のやり方に怒っています。

1999年にこの在外選挙権がスタートした時。
私は東京で、一般の人と海外日本語新聞社を招いた外務省主催の在外選挙権広報イベントに招かれて、スピーカーとして作家の中谷彰宏さんと一緒にディスカッションしたことがありました。 そんなご縁もあり、海外にいても自国の選挙に投じることの意識が高いのかもしれませんが、そもそも海外に住んでからのほうが日本の政治や社会の状態が心配で、関心が高まっていると感じています。

実は、前回の衆議院議員選挙の時にも書いたのですが。
選挙、選挙とNHKワールドや海外地元日本語メディアの一部でも広報はされています。
しかし、いつまでに何をすれば選挙へ票を投じることができるのか?
「選挙があります!」*在外選挙権の事前申請が必要です。ということだけで、広告には「投票するには何をどうして準備し、いつまでにどう投票するべき」という情報がないのです。 
前回のときは、選挙がありますというだけで、その選挙権を申請するのに2ヶ月もかかるといわれて、すでに投票日まで1ヶ月をきっているじゃないか!あほか!と書いたのが2008年の衆議院議員選挙のとき。

そして。今回の7月11日開票日の参議院議員選挙。
前回の失敗をしないように、選挙日の2ヶ月前に在シンガポール日本大使館で在外選挙権申請をしました。

そして、2週間後位には日本大使館からの封筒が届いた。

日本大使館から届いた封筒


中身は自分の本籍がある市役所からの書類でした。田舎の市役所職員がちゃんと手続きしてくれたんだなぁ・・とちょっと感慨深くなったりして。。笑

在外選挙人票

「よ~し、今度こそはきっちり投票するぞ!」と、結構、個人的に意気込んでいました。
そして、NHKの参議院議員選挙公報番組を見たり、ウェブサイトで各政党のマニフェストを読んだり、立候補者のサイトを閲覧して勉強して検討していました。

そして、日本国内投票日の前日の土曜日の今日。朝起きてから、最初に大使館に投票にいくぞ!と行く気満々で、前夜から投票する人と党を決めていた。

一瞬、「投票時間は何時からだ?」と思い、在シンガポール大使館のウェブサイトを念のため、確認したのだ。

すると・・・・・
1) 選挙日程
公示日:平成22年6月24日(木)
日本国内の投票日:平成22年7月11日(日)
※在シンガポール日本国大使館での在外公館投票は終了いたしました。
上記は、以下のウェブサイトから引用。
在シンガポール日本大使館 第22回参議院議員通常選挙のご案内ページhttp://www.sg.emb-japan.go.jp/ryoji_SENKYO_22senkyo_j.htm
「えええ???  なに? 終了した? いつ???」 
シンガポール大使館が日本国内の投票日だけ書いて、シンガポール大使館での投票日がどこにも書いていない。過去ログにもない。

実際、届いた封筒の中身をみても、いつ終了するという期日はどこにも書いていない・・・
毎日、見ていたNHK、日本のウェブサイトは国内投票日の公表で仕方ないが、大使館から届いた封書を再確認したが、どこにもシンガポール大使館での投票締切日は書いていない。
大使館のウェブサイトをいろいろ探したが、最新選挙ニュースをみても書いていない・・・

「そんな~~~!!嘘でしょ?!」
こんなに選挙情報、党のマニフェストを読んで、この土曜日を目指して準備してきたのにっ!
ウェブサイトにもいつが締め切りだったのかも書いてないし、いつが締め切りですよ、とも過去の記事にもないのだ。

まさか、自分の見落としか?と思い、郵送されてきた在外選挙人証と説明の補足書類をもう一度読み直した。
“日本国内で選挙期日が告示・公示された日の翌日から締切日(締切日は在外公館などごと、により異なります。)まで”
と書いてあるだけ。

で、肝心なシンガポール大使館の締切日は、地元ローカル日本語ペーパーなどでも、どこにも広報されていないのだ。 在外選挙権の影響をつくりたくない政党の策略か?笑

常識的に考えてみたら、その選挙権票をおくる封筒のなかに、「シンガポールでの投票はいつが締め切りですから、この期日内に大使館に来て投票するように」という連絡があってもいいではないか!
ウェブにもないという場合。これは、大使館職員だけが締め切りを知っているということであり、私のように投票に準備して土曜日に投票に行こうと計画していた投票人にとっては、「投票したい人は、大使館に電話連絡して締切日を確認のこと」でもいいから、広報するべきである。 2ヶ月前から予約したのに、行ってみたら、「もう閉店しました」とシャッターが閉まっている店の前では客はどうしようもない。

在シンガポール大使館のウェブサイトの制作委託を受けているウェブ制作会社の担当者個人も広報専門担当者として、そういうこと気がつかないのかな??と単純に思いました。
文章の記述がすべて、日本中央政府が出した広報文章のコピー&ペーストで、まったくシンガポールの投票の仕方についてはどこにも広報されていないのです。

私は、はっきりいって怒っています。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
なんのためにこれまでウェブやNHK、普段まったく買わない週刊誌を紀伊国屋で高値でも買って読んだりしてみて、検討してきたのか?
大使館職員の人もいつもとは違うイベントがきたので余裕がないのかもしれませんが、
自分たちが知っている、働かないとならない選挙投票日は、「はて、皆さんにちゃんと伝えられているのだろうか?」
という視点を持てる人が、大使館にひとりもいなかったという結果ではなかろうか。
そもそも、イベント主催者側は事前に参加者にルールを伝えることが当日の職員の仕事をスムーズに楽にするポイントでもあるのに。

あ~あ。馬鹿みたい。選挙人票をわざわざ、日本から送ってくれた職員の人の手間、郵便料、大使館が送った郵便料、全部、無駄になりました。日本の休暇中にわざわざ、みんなの党の党首の話まで聞きに行ったのに、一票を投じられない無力な大人がひとり、海外にいます。

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