インキュベーター・インスティテュート齋藤一恵のブログ

日本のシングルマザーと社会のあり方について

私は自分の育った環境が経済的には裕福じゃなかったけど、たまたま両親に恵まれて安心して高いリスクのあることも挑戦してこれたタイプみたいです。
しかし、振り返ると自分の10代の友達のなかには、家庭の事情で仕方なく、一般的な進路を「簡単に」あきらめてしまう選択をする人がいました。

そこから、なんで??という疑問を持ちながら、当時、
「なんでだよ!!大丈夫だから、あきらめるな!!」と馬鹿みたいに熱をこめて説教したけど、その成果は全く何もありませんでした。

自分の無力さを感じ、その境遇にたまたまなった人のその後を気にかけながら、私は大人になりました。

実際の高校時代、私は今で言う、「地方のマイルドヤンキー」みたいなもんで。笑
多数の人と同じことをするのが、気持ち悪い学生でした。。笑

一方で学生時代、仲良くなって当時一緒に遊んでいた友達は、今、思い起こすと半分が母子家庭にいた女友達だったみたい。

いつも、放課後に皆が集まる場所は、シングルマザーの太っ腹なお母さんがいる友達の家でした。

みな、クラスも違ったけど、なんだか一緒にいて居心地良くて楽しく女子の話ししながら、ただスナック食べながらおしゃべりとか普通の女の子グループレベルで一緒にいました。

しかし、高校卒業という避けられないイベントには。進学せずに就職した人がほとんどで仲間内では、進学したのは実際は私だけでした。
それは、そうなって知っただけで。。
あれだけ、一緒にいたのに進路の話しとかはしてないんですよね。。
放課後は、たわいない女子トークと、たまに親とか彼氏の話しばっかりで、私は聞き役でした。

そして今、振り返ると、彼女たちには年上の社会人の男性彼氏がいました。

その後、彼女たちは私なんかよりも、いつも彼氏がいて恋愛には事欠かない女子力がとても高く。だからこそ、まあ、水商売に行く女子も多く。
実際、女子として魅力的なんですよ。ほんと。

しかしその後、この10人くらいのなかで、結婚・再婚をしたシングルマザーが7人(現在、再婚している可能性もあり)、2人は最初の結婚で主婦、残りは独身のままになってしまった人生の経緯を見ていて。

私は友達でも男になれないし、何も手を貸せることができず。女友達の前で見せている彼女たちと、その好きな男性の前で見せる人間性は違うだろうな~と、想像していて、遠くから見守るしかありませんでした。なんだろ。介入できず。

しかしながら、「人間・個人」として魅力的な人・友達がほとんどで、そのせいで、私は10代の時から、ず~~と日本のシングルマザーの貧困に問題意識が強いのかもしれません。

現在の日本社会は昔よりもコミュニティでの個別化、孤立化が進んでいるので、さらにシングルマザーを助け合える機会の損失も増えていて貧困化を加速させる一つの要因になってると心配が増えているのです。

一方で私の現在の経済活動の中では外部のコンサルの立場にあるので、ある組織の中での人権と企業倫理について考えさせられることが多く。情報をシェアすることは大切で情報貧困者が結果的に差別的な処遇になっている現実が多いな・・と。(^_^.)

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