インキュベーター・インスティテュート齋藤一恵のブログ

2010 年 7 月 のアーカイブ

2010 年 7 月 27 日 火曜日

アジアの地域は洪水被害があちこちで・・・。

ROLEX のビルが浸水した状況


日本も西南の地域が水害にあっており、沢山の人の家が浸水、洪水の被害にあっているようです。

ちなみに、日本ではニュースにはなっていませんが、この大都会シンガポールでも浸水被害がありました。

シンガポールの“銀座通り”なるOrchard Road には、世界各国の高級ブランド店、ショッピングセンターが軒並んでおり、そのビルの半地下にある店舗は例外なく、水害にあいました。 現地の新聞では、エルメスが半地下の店舗で数億ドルの水害にあったとのこと。

そして、早速政府は対策をとりました。浸水被害にあいそうな予測がたったときには、その地域の商業オーナーへSMS(携帯電話でのメッセージ配信)で警報を送信するサービスを決定しました。

この写真は、1ヶ月前におきた大量の雨量によって、オーチャードロードのロレックスのビルの地下駐車場がほとんど水に埋まって、駐車していたトラックが浸水している状態です。

これがシンガポールの最初の浸水災害の状況でした。
それによって、先週ですが、シンガポールの損害保険の値上がりが決定されましたとさ・・・

2010 年 7 月 21 日 水曜日

シンガポールの魅力と日本人のリアルを伝える本を出します。

シンガポールの体験を赤裸々に書いて、今後の日本人への提言を本として出版することになりました。

これまで、シンガポールに進出してから、いろいろな体験をしましたが、
これを包み隠さずに本に書くことにしました。私の体験は、ある意味、日本にいる日本人には、信じられない!というストーリーもありまして。笑  だから読む人には面白いかも。

ある意味、ドキュメンタリーをまぜた提案集の本です。
私がシンガポールに来る前には想像できなかった、アジア体験、そして意外にも海外で出会った一部の日本人のほうが、現地の人よりも日本人に平気で嘘をついて騙すような人たちが多いというケースを紹介しながら、今後の日本人のアジアグローバルリーダーシップへの提言を中心に沢山の人に伝えたいと思っています。

シンガポールといういつも優秀だと評価されている、その実態のなかでは、現実はこんなこともあるんだということを伝えられることになり、面白くなってきました~。

私は、私の体験をそのまま伝えて、嘘はつかないスタンスですから、それを暴かれた当人はちょっとびびるかもしれませんね。笑
だって、本当の事実を伝えないとどうしようも臨場感ないですからね。
これまで、そんな凄いびっくりするような経験をさせてくれた方には感謝しないとなりませんね。笑

同じ日本人でこんなことする人がいるんだ~~??気をつけないと!と
びっくりしますから。
本当のことを書いても、別にドキュメンタリー番組と同じです。当人は、だいたい本当のことを言われると怒るんですが・・・人間は本当のことを言われると発狂する人がいますが、別にその人の国の話ではありませんから、こういう人もいるから注意したほうがいいということだけにしかなりません。

メインは、どうやって日本人がシンガポールを活用してアジアで活動していくべきか?
成功者のケースと、そういう闇のストーリーをまぜたアジア進出の際に変な日本人、人格的に倫理観がない過去のバブル時代の価値観を維持している日本人にご注意!という警告をしたいですね・・・
よし、執筆と完成を頑張ります!

2010 年 7 月 10 日 土曜日

在外選挙の広報のやり方に怒っています。

1999年にこの在外選挙権がスタートした時。
私は東京で、一般の人と海外日本語新聞社を招いた外務省主催の在外選挙権広報イベントに招かれて、スピーカーとして作家の中谷彰宏さんと一緒にディスカッションしたことがありました。 そんなご縁もあり、海外にいても自国の選挙に投じることの意識が高いのかもしれませんが、そもそも海外に住んでからのほうが日本の政治や社会の状態が心配で、関心が高まっていると感じています。

実は、前回の衆議院議員選挙の時にも書いたのですが。
選挙、選挙とNHKワールドや海外地元日本語メディアの一部でも広報はされています。
しかし、いつまでに何をすれば選挙へ票を投じることができるのか?
「選挙があります!」*在外選挙権の事前申請が必要です。ということだけで、広告には「投票するには何をどうして準備し、いつまでにどう投票するべき」という情報がないのです。 
前回のときは、選挙がありますというだけで、その選挙権を申請するのに2ヶ月もかかるといわれて、すでに投票日まで1ヶ月をきっているじゃないか!あほか!と書いたのが2008年の衆議院議員選挙のとき。

そして。今回の7月11日開票日の参議院議員選挙。
前回の失敗をしないように、選挙日の2ヶ月前に在シンガポール日本大使館で在外選挙権申請をしました。

そして、2週間後位には日本大使館からの封筒が届いた。

日本大使館から届いた封筒


中身は自分の本籍がある市役所からの書類でした。田舎の市役所職員がちゃんと手続きしてくれたんだなぁ・・とちょっと感慨深くなったりして。。笑

在外選挙人票

「よ~し、今度こそはきっちり投票するぞ!」と、結構、個人的に意気込んでいました。
そして、NHKの参議院議員選挙公報番組を見たり、ウェブサイトで各政党のマニフェストを読んだり、立候補者のサイトを閲覧して勉強して検討していました。

そして、日本国内投票日の前日の土曜日の今日。朝起きてから、最初に大使館に投票にいくぞ!と行く気満々で、前夜から投票する人と党を決めていた。

一瞬、「投票時間は何時からだ?」と思い、在シンガポール大使館のウェブサイトを念のため、確認したのだ。

すると・・・・・
1) 選挙日程
公示日:平成22年6月24日(木)
日本国内の投票日:平成22年7月11日(日)
※在シンガポール日本国大使館での在外公館投票は終了いたしました。
上記は、以下のウェブサイトから引用。
在シンガポール日本大使館 第22回参議院議員通常選挙のご案内ページhttp://www.sg.emb-japan.go.jp/ryoji_SENKYO_22senkyo_j.htm
「えええ???  なに? 終了した? いつ???」 
シンガポール大使館が日本国内の投票日だけ書いて、シンガポール大使館での投票日がどこにも書いていない。過去ログにもない。

実際、届いた封筒の中身をみても、いつ終了するという期日はどこにも書いていない・・・
毎日、見ていたNHK、日本のウェブサイトは国内投票日の公表で仕方ないが、大使館から届いた封書を再確認したが、どこにもシンガポール大使館での投票締切日は書いていない。
大使館のウェブサイトをいろいろ探したが、最新選挙ニュースをみても書いていない・・・

「そんな~~~!!嘘でしょ?!」
こんなに選挙情報、党のマニフェストを読んで、この土曜日を目指して準備してきたのにっ!
ウェブサイトにもいつが締め切りだったのかも書いてないし、いつが締め切りですよ、とも過去の記事にもないのだ。

まさか、自分の見落としか?と思い、郵送されてきた在外選挙人証と説明の補足書類をもう一度読み直した。
“日本国内で選挙期日が告示・公示された日の翌日から締切日(締切日は在外公館などごと、により異なります。)まで”
と書いてあるだけ。

で、肝心なシンガポール大使館の締切日は、地元ローカル日本語ペーパーなどでも、どこにも広報されていないのだ。 在外選挙権の影響をつくりたくない政党の策略か?笑

常識的に考えてみたら、その選挙権票をおくる封筒のなかに、「シンガポールでの投票はいつが締め切りですから、この期日内に大使館に来て投票するように」という連絡があってもいいではないか!
ウェブにもないという場合。これは、大使館職員だけが締め切りを知っているということであり、私のように投票に準備して土曜日に投票に行こうと計画していた投票人にとっては、「投票したい人は、大使館に電話連絡して締切日を確認のこと」でもいいから、広報するべきである。 2ヶ月前から予約したのに、行ってみたら、「もう閉店しました」とシャッターが閉まっている店の前では客はどうしようもない。

在シンガポール大使館のウェブサイトの制作委託を受けているウェブ制作会社の担当者個人も広報専門担当者として、そういうこと気がつかないのかな??と単純に思いました。
文章の記述がすべて、日本中央政府が出した広報文章のコピー&ペーストで、まったくシンガポールの投票の仕方についてはどこにも広報されていないのです。

私は、はっきりいって怒っています。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
なんのためにこれまでウェブやNHK、普段まったく買わない週刊誌を紀伊国屋で高値でも買って読んだりしてみて、検討してきたのか?
大使館職員の人もいつもとは違うイベントがきたので余裕がないのかもしれませんが、
自分たちが知っている、働かないとならない選挙投票日は、「はて、皆さんにちゃんと伝えられているのだろうか?」
という視点を持てる人が、大使館にひとりもいなかったという結果ではなかろうか。
そもそも、イベント主催者側は事前に参加者にルールを伝えることが当日の職員の仕事をスムーズに楽にするポイントでもあるのに。

あ~あ。馬鹿みたい。選挙人票をわざわざ、日本から送ってくれた職員の人の手間、郵便料、大使館が送った郵便料、全部、無駄になりました。日本の休暇中にわざわざ、みんなの党の党首の話まで聞きに行ったのに、一票を投じられない無力な大人がひとり、海外にいます。

2010 年 7 月 7 日 水曜日

アジア経済中心で叫ぼうかな?シンガポール創業6周年。

まだまだ続く・・峠ですね。

今日は、The Incubator Institute の誕生日です。 2004年の7月7日に会社設立してから周囲を眺める暇もなく必死に山を登ってきて、やっと今、富士山の五合目にたどり着き、これまでの路と周囲の風景を見渡している感じがします。

「はぁ・・・・よくここまで登ってきたなぁ。5合目から見える景色はこういう感じなんだ~」 という感じでしょうか。または、子供を生んでしまってからは、毎日24時間子育てに奮闘してきてやっと小学生に成長した今、これまでのことを振り返り、ちょっと一息ついている母親みたいな感覚です。

やはり、自分で起業すると会社運営のランニングコストとキャッシュフローの調整、ファイナンスコントロールが私にとっては一番、難しいことでした。
しかし、小さな会社の社長が、いつも小さなお金を勘定してチェックが煩く、目の前の数字を見てはイライラ、ハラハラして眠れない、逃げ出したいというようなタイプだったら、とっくに精神的にやられて、自主廃業していたかもしれないですね。
たまたま、私みたいな危機のときには達観して、「さ~どうする? 齋藤?」と自分に挑戦してしまう楽観主義によって乗り越えてきた感じもします。それが不幸中の幸いだったのかもしれませんね。笑

私の場合は、取引先が確保された状態で会社をつくったわけでなく、本当にシンガポールのマーケットに飛び込み、走りながらニーズを開拓してきたというタイプなので、極小資本会社としてはリスクテイクとチャンレンジの連続が常でした。 大手企業を相手に「小さくても対等なスタンス」にもっていくことで、こちらも緊張感のある仕事関係がつくれたものもありました。一方でこちらが小さい会社だからなのか、オフィシャルな会議の外で不当な条件圧力をかけられたこともありました。

また、この日本人村では、新たに自分の目に見えない想定外の他者による「妬み」が発生して、足をひっぱられるということも経験できた6年間でした。
日本では経験したことのない痛い経験もしましたね。

日本にいる時には恵まれていて、そういうタイプの人に出会ったことがなかったのでしょう。「ビジネスだから何をしてもいい」というやり方の人に出会うと、どうも私は敏感に反応してしまい、反論もしてきました。 それを見て見ぬふりして流せる人がいる中、どうして自分が倫理違反行為に敏感に反応してしまうのか? 考えてみたのですが、結局自分の育った家庭やコミュニティ、社会人になってから所属した組織の行動規準からそういう価値観が身についたのかなと思います。 自分の子供の頃を思い出すと小学生、中学生の時に、いじめをしている子に「いじめるのはやめなさいよ!」と直談判しにいったことがありましたね。(笑)

私が社会人になって最初の6年間は、「リコー」という会社で法人営業をしていたのですが、現場の上司、先輩がもつ、取引先やお客様への姿勢として「相手を尊重して共に利益のある方法をとるべき」「嘘をついて営業してはいけない、不利になっても正直であれ」というような、他社との長期スパンでの共栄共存、お客さんに対して誠実な姿勢を維持することの大切さを、上司やそのコミュニティの人たちから教わってきたのだろうな・・としみじみ思います。
私にとっては昔の会社ですが、その会社組織が持っていた「三愛精神」というのがいまだに私のなかに埋め込まれているのかもしれません・・・ちょっと不思議ですね!?

会社を設立してから3年以内に90%以上の企業が倒産するというデータがあるなかで、ここまで事業を継続できたのは、本当にいろいろな人に支援していただいたからであり、まさに生かされている感覚であり、この幸運に感謝せずにはいられません。
もちろん、これまでに当社の未熟な点、至らないことが多々あったかと思います。
それを含めて受け止めていてだき、ご指導いただいたお客様には、当社の成長を見守ってくれた親のような存在であると感じます。

お世話になった取引先の皆さん、仕事仲間、スタッフ、そして私の悩みを聞いてくれた友人、日本で見守ってくれている両親に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

アジアで活躍する日本人のリーダー育成支援をするというビジョンのもとに今後、Tiiで何を提供していこうか、さらに楽しみになってきました。
日本企業の課題へ挑む現場でのリーダーシップを裏方でサポートする役目を果たすためには、こちらも勉強を怠らずにしていかないとなりませんし、もっと研摩していきたいと思います。
これからもどうかご指導、ご鞭撻を頂きたく、宜しくお願い致します。 

齋藤一恵
2010年7月7日 七夕

space