インキュベーター・インスティテュート齋藤一恵のブログ

2010 年 のアーカイブ

2010 年 12 月 17 日 金曜日

12月14日のNHKニュースウォッチ9に出演しました!

12月8日にTii主催の「シンガポール進出セミナー」が盛況に終わりました。
それとは、まったく別ルートで、管総理が法人税5%減税を決めたことのニュースに関連して、シンガポール進出セミナーを企画開催した齋藤のところに取材申し込みの電話が来たのが午後2時過ぎ。その2時間後には渋谷オフィスで撮影。

撮影が終わったのが6時前で、その晩の9時からのNHKニュースウォッチ9放送でした。
報道のお仕事をされている人は、すごいですね。本当に時間との闘いのなかで、意思決定をして、編集作業してすぐにオンエア!

トップニュースにでたので、たまたま観た知人、友人は驚いてTwitter やメールで連絡くれました。私自身は撮影が終わって、実家に連絡するくらいしか予告できませんでした。(^_^.)
しかし、その日の私は、実はビジネスアポのない日で、秋葉原で開催されていた「グローバル人材シンポジウム」経済産業省主催 に参加していたもので、本当にカジュアルな格好で・・・ジャケットを買いに走る暇もなく。笑

NHKディレクターの方は、法人税を40%から35%に減税したら、日本企業にとって魅力のあるものなのか?という視点で、Tiiが開催したシンガポール、海外進出セミナーに出席した企業や今後、加速しそうな企業の海外シフトの現状から、どうなのか?シンガポール政府と国の魅力はどんなところなのか?という質問をされました。取材時、40分くらい色々とインタビューを撮影したのですが、最後は切り取って1分くらいの放送だったようです。

最初は、「法人税40%から思い切って、5%にしたのか??」と驚いたのですが、実はたったの5%削減。一方で、個人の富裕層には増税となり、この売り上げがあがらない国で、富裕層の儲ける力の高い人たちに不満を高める負担を強いるのはどうなのかな?と個人的には思いましたが。
シンガポールは逆に、富裕層の人たちにとって魅力ある税制にしており、優秀で儲ける力の強い人たちに稼いでもらい、そのうちの16%(他国に比べて低い税率)を支払ってもらうことで、優秀な人や企業=お金を儲ける力の強い人や企業をシンガポールに惹きつけている、シンガポール政府の税制。

例えば、サラリーが20万円の人から高めの30%の所得税をもらうよりも、100万円の人から低い税率で16%のほうがキャッシュとしては高い税収が入るわけで、高収入の人に、その都市に住んでもらい、低率の税金をきちんと払ってもらったほうが、結果、国にはいる税金は多くなるわけです。
富裕層の人は、税率が高いとその払う実質の金額も相当多額なわけで、やはり支払うときには負担が大きいなと実感するのは人間ですから、当たり前。富裕層の人の収入とは、それなりに必死でビジネスをしたり、節約して利益をあげた成果なわけです。
ほとんどの人は必死に努力して稼いだ大切なお金ですから、税率の低い国や、子供への贈与税がない国へ移住したいと思うわけです。
日本の政治家や政府の人は、どうも人間の心理に鈍感というか、想像力が欠落しているのでは?と感じてしまいます。

2010 年 12 月 6 日 月曜日

シンガポール進出セミナーにTVメディアが取材に来るぞ!

今回、当社が企画した、ベンチャー中小企業のための
グローバル化を一気に加速する「シンガポール進出セミナー」新宿開催

本当に色々な立場の方にご支援いただいたのでございます。
日本商工会議所広報の方、
スピーカーの大滝博士、SCSGlobal 代表 少徳氏、ケンコーコム社、後藤社長と朝倉シンガポール社長、協賛企業のスリープログループの高野社長、GRSの坂田社長。
EDBのエリート官僚の方たち。

ここに、NHK報道局と、なんと!!!
Channel News Asia が取材、報道してくれることになりました!!

超感激、感動で、真に感謝です。

ぜひ、日本人の若手企業家がアジアにチャレンジしている姿を日本の若い世代にもみせて、海外で挑戦するというキャリアモデルを見せたい!

そして、質の高い商品、技術、サービスを持っている中小企業の経営者には、
日本国内の景気の悪さから自信を失って欲しくないのです。

だから、どうか、このアジアへシンガポールを賢く活用するモデルを知って頂き、
得して活躍して欲しい!

これまで、誰もその秘密を明かしてこなかったことをこと細かに経営者のために解説する、
セミナーを東京で開催します。

はっきりいうと、シンガポール在住者や駐在員でもよく解らないシンガポールの外国企業への優遇制度と税制、そのインフラの活用法、ビジネスモデルケースを解説します。

シンガポール(株式会社)国家の経営戦略も解説しますので、個人的には日本の政治家にも学びにきて欲しいと思う貴重なセミナーです。

まだ、少しだけお席がありますので、自社のアジア進出を賢く、得して実行したい経営者はご参加ください!

2010 年 11 月 14 日 日曜日

グローバル化を一気に加速するための「シンガポール進出セミナー」@東京開催

私がシンガポールで会社を設立した当時から、「日本のベンチャースピリッツのある企業のグローバル化、シンガポール進出を支援したい」というビジョンがありました。
今回、実現できることになったのは!

日本の中小企業、ベンチャー企業対象
 「グローバル化を一気に加速するためのシンガポール進出セミナー」の東京開催です! (やった~!)

日本商工会議所のウェブサイト、トレンドボックスでもご紹介頂きました!感謝!

日本経済を支えている中小企業の経営者の方たちが、海外進出と自社のグローバル展開に挑戦し、どうかこの日本の不況を打破して成功してもらいたい。中小企業にグローバルな成功を獲得してもらい、日本の経済の基盤を支えている中小企業に強く希望をもっていただき、日本を元気にして欲しいという思いです。 また、日本の若い人達に、海外で活躍する若い世代の日本人経営者を見て、将来、グローバルに活躍する夢をもってもらいたいです。

今回のセミナーの目的には、ありがたいことに協力してくれる企業が次々と現れて、オーナー経営者は意思決定が早く、「よっしゃ、それならうちはこれを協力するよ!」とリソースをもちよって頂きまして、やはりオーナー経営者は粋な行動ができるものだと、感動しました。 

中小企業の自社の強みをアジアマーケットに打っていくためにシンガポールを玄関にした賢いアジア地域への展開の方法と、シンガポールビジネスの正しい情報をお伝えします。
ぜひ、具体的なアジア市場進出計画のきっかけにして頂けたら幸いです。

シンガポール進出セミナーの詳細はこちら。
日本のベンチャー・中小企業のグローバル化を一気に加速する
「シンガポール進出セミナー」東京開催

日時: 2010年12月8日(水) 14:00 ~ 18:00
会場: 東京・西新宿 アビバコミュニティ アビバホール 詳細: http://www.avivaco.jp/   *セミナー終了後、講演者、シンガポールビジネス関係者と名刺交換して頂けます。

    ”アジア進出を計画したい経営者の方は、是非ご参加下さい。”

2010 年 10 月 24 日 日曜日

シンガポールで勢いのある日本人ビジネスマーケッターを見つけました。

先日、シンガポールのシティにあるショップハウスにて、日本から視察ツアーでいらした日本人オーナー経営者25人との交流会がありました。

この開催場所になったのは、Satisfaction Guaranteed という日本、アジアでもファッションリーダーたちに話題のアパレルブランドのお店+カフェ&Barというコンセプトのお店。オーナーの加藤さんからは聞いてはいたのですが、やっと実際にお伺いすることができました。

なんと、2階部分は日本的メイドカフェ。
そのメイドカフェのある2階部分で日本の各地方からいらしたスーツ姿のオーナー経営者たちと交流。

最初、そのスペースにはいった瞬間。

そのピンクと白のカラーコーディネート、椅子にはピンクのモヘアクッションに座っているおじさま達とのマッチングに違和感あり、思わず、
「いや~、このピンクのインテリアと皆さんのギャップが面白いですね~」と
笑って着席した私でした。(笑)
当事者の紳士たちもそう感じていたようで、そうなんだよ~と言いたげに恥ずかしそうに笑っていました。

そこでは、シンガポール在住者の日本人と日本の各地方でいけているオーナー経営者たちが名刺交換して、いろいろな話で盛り上がっていました。
途中、室内温度がすごい上がり、暑いな~と思い、私は思わずスタッフに「エアコン温度をもっと下げられる?もう、すでに皆さんが熱いぞ!」とエアコン調整をお願いしたくらいでした。(毎度、イベントプロデュースをしている私としては来場者とそれによる主催者の印象を気にかけてしまうもので。。)

そして、この交流会をアレンジしたのは、加藤順彦ポールさん。

彼は2年前にシンガポールに移住していらして、その後、若手のベンチャー事業の資本化、ご自身でも事業家である。

こんなパワフルな日本人若手リーダーがシンガポールに来てくれて、私はとても嬉しい。
加藤さんは、シンガポールだけでなく、彼を信頼する事業家や投資家のために、シンガポール以外のアジア諸国、中国までも飛んで走っている。

私は、シンガポールにきて9年だが、このタイプの日本人にシンガポールに来てほしいと祈っていた。

交流会後の経営者数人とご飯食べた後。いろいろな話をしたが、日本の中小企業オーナー経営者もほんと、遠くから見ている日本の中小企業のイメージと違った。言っていることもライフスタイルもクールで情熱的で素敵でした。

加藤さんのパワフルかつ情熱的な、「もっと行こうぜ、日本企業はイケルぞ!」的ビジョンに皆さん、勇気づけられて脱帽です。個人的には加藤さんのマーケティング的、ポジティブコーチング的な感性と行動に尊敬の念。

普段はお会いすることはあまりないのですが、Twitter でいろいろな兆しを発信している「国境越えて走るマーケッター」みたいな人ですね。
ぜひ、シンガポール、アジアでマーケティングしたい人は、まずは加藤さんに相談してみるといいかも?です。

2010 年 10 月 16 日 土曜日

海外現地就職者のキャリア危機と組織的有効活用について(2)

前回は、これまでのシンガポールへの日本人移住事情の典型的パターンについてお伝えしました。(ここのところ、海外出張も多くて落ち着いてブログ書けないんです・・・)

グローバル人事マネジメントのコンサルの現場にいますと感じるのが、最近、やっと日本企業の海外拠点における現地社員についての育成に意識が高まってきました。
(私がグローバル人材育成を目的に会社設立したのはちょっと早すぎたかなと思うこの頃・・・)

しかし、このグローバルなテーマでシンガポールで人事制度や人材育成のための会議をしていると、「現地就職した日本人のポジションとキャリア、育成」については、会議のテーブルにはあがらないのです。(T_T)

最近やっと一部の業界、企業では海外ローカル社員を管理職、それも部長クラスまでのキャリアパスをつくっていこうという流れになってきています。
海外拠点で契約した日本人社員は本社からみたら、あまり顔が見えない存在かもしれません。
しかし、現場では重要なキーマンになっているケースも多い、現地契約の日本人社員。
この人たちも、本来は日本語も使えて、日本企業の文化も理解できて会社方針に従い、英語と日本語をつかってローカル社員とのコミュニケーションを円滑にする存在。

それなのに、海外駐在員とも報酬制度は違い、ローカル社員の新しいキャリアパスや日本やシンガポールで開催する人材育成研修制度には対象外になっているのだ・・・。
なんで???

私が企業の人材育成システムの構築や研修の話をするときには、必ず、そういった現地契約した日本人の方もぜひ参加対象者にしたらいかがでしょうか?と提案するのですが、
企業によっては日本人現地就職者はまったく育成対象としては考えていない人も多いのが実情。

一方で、当社の顧客企業のS社では、優秀な日本人の現地契約者には日本の厚生年金の補助や定期的な研修への参加もOKしている。(こんな会社は実は珍しいのです。)
そんなS社は、優秀な女性社員が活躍しています。
これも、その会社のシンガポール社長の社員の人生設計への考慮、愛情と人権的な視野から考えて、いつか日本に帰るという日本人にとって、これは当然の福利厚生制度でしょうという経営判断だったようです。(はっきりいって人格も高くて素敵な社長でした。)

日本企業のグローバル経営に向けた人材戦略としての弱みは、本音と建前が違っていて、それが原因での制度のひずみとしかいえない人事制度。

一方で、日本企業の社員自体が、なんでもかんでも会社にぶら下がり、依存しており、
駐在員で目が当てられないのが、海外駐在中にかかる費用はなんでもかんでも会社に経費請求する権利があると思っている公私の分別がないサラリーマン的な人。
また、不思議なのですが、そういう人の奥様も「シンガポール赴任中にかかるお金は会社が負担してくれて当たり前」というタイプ。

なんだか、駐在期間3年とか、ある意味、なにか宇宙に飛ばされたうえで、普段の生活ではかからない宇宙服とか買うならわかりますが、人生、どこで生きていても人生期間。
その間にかかるものはかかるし、場所は変わっても自分たち家族との人生を楽しむという感性には到達していないようです。

そういうセコイ経費利用は、現地の社員の経理担当からローカル社員にすぐにばれるのと、尊敬できないのと、ローカル社員よりも高い優遇精度で生活しているのにそんな行為をする社長や、部長の下で働いていると思うとよけいに役人仕事に徹するわけです。

実際、シンガポールのローカル社員や日本人現地契約社員から何度も聞いたことありますが、シンガポールの拠点の社長、部長クラスが、平気で週末に自分の家族がレストランで食事したレシートを会社の経費で請求したり、会社の携帯電話で日本へ長時間私用おしゃべりで使っているとのこと。一方で、オフィスでは電気の使い方に厳しいルール。「いえないけど、あなたの携帯電話を安くすれば、オフィスの電気代なんて余裕でペイできるんだけど・・・」というなんだか、矛盾している現場なわけです。
ローカル社員はイエスマンなので誰も見て見ぬふりしていますが、実は全社員がそういうことを知っていると思っていたほうがいいですね。知らないだろうと思っているのは日本人だけ、という職場もあります。

そんなこともわかっている職場の契約日本人社員は、本社がこれから、本気でグローバル経営を目指し、経営改革をいれる場合、赴任の駐在員管理職、ローカル社員の実態など、今後のグローバル経営上での改革やローカル社員の意見をくみ上げるのには必ず役立つ存在のはず。

それなのに、どうも大手企業の人材育成計画には、「日本人現地社員の育成やキャリアパス」が抜け落ちている・・・これは問題。 この人たちの日本人が海外で踏ん張るためのリスクを背負った存在と貢献度をどうか忘れないで欲しいです!!!

2010 年 9 月 27 日 月曜日

番外編:尖閣諸島問題、日本政府のやり方、戦略どころか志のなさに日本人として心が痛む。

昨日は気が気じゃなくて、シンガポールF1 GPとNHKスペシャルの「堕ちた特捜検察~エリート検事逮捕の激震」特集番組チャンネルを何度も切り替えて見てしまった私です。

この数日間、尖閣諸島の事件、問題について、政府の対応の仕方に対して、日本の政治家があまりにも稚拙かつ、やるべきことをしないので、ここ数日の間、感情的になっています、わたくし。私がブログでいったところで何も変わらないけど、東京都の石原知事の発言と同感。

わたしが言いたいのは、
「事件を録画したビデオ映像をYoutube で説明コメントを中国語&English 付きで世界へ公開するべき」

ちなみに私の気持ちをよく表現してくれた映像にユーモアをいれてスクリプト作成された映像がこちら。(笑)
(この日本語スクリプト入れた人のセンスが凄いと思います。著作者を知らないのですが)
「総統閣下は尖閣諸島衝突事件の中国船長釈放にお怒り!!」

最近観たどんな映画よりも、私にとってはHITした映像と日本語スクリプトでした。(笑)
(変なウィルスとかの弊害ありません。)
普段、Youtube などチェックしない自分ですが、たまにNHKだけ見ていると無難な結論とうわっつらの結果しかわからないと思うので、どうしても気になるニュースはYouTubeでも情報を見たりしています。

しかし・・・。今回の件はどうしてそうするわけ・・・・と気持ち的に苦しいですね。
海外に住む日本人の皆さん、どう思われましたか?
ぜひ、コメントください! こんなこと思うのは私だけでしょうか?)汗)
(こんなブログ、会社員社長だったら絶対に書けないですね・・・リスク高いかも?)

2010 年 9 月 22 日 水曜日

海外現地就職者のキャリア危機と組織的有効活用について(1)

一昔前までは、日本企業の海外拠点での日本人採用者は、ある意味、現地での「パッチ」、みたいな存在でした。以前は女性のキャリア価値としては残念ながら、それは、日本人管理職駐在員とローカル社員との間の隙間を埋めるための役割みたいな存在といえたと思えます。“patch a gap between”~の間の隔たりを繕う

しかし、今では海外で、最初はパッチだと思って採用した日本人でも、その後、優秀な業績をつくってくれる人材も少なくなく、彼、彼女らの功績をどうやって上司や会社は社内のキャリアパスのなかで評価していくのか? この点について、私はいつも頭の隅において、日本企業の経営幹部の考えをお伺いしながら仕事してきたというのが、自分自身の課題です。なかには、日本から送られてきた海外駐在員よりも優秀だったりして。

シンガポールは、昔の香港のように日本人女性がとても働きやすい場所です。
また、出世コースに意欲が低く、組織の政治に巻き込まれずにひとつの職業にまい進したい男性にも働きやすい場所。

日本人女性がシンガポールで働きやすい5つの理由

理由1: 男尊女卑の文化がない (逆に女性のほうが強いかも・・・)
理由2: 通勤地獄がない
理由3: 働くママになっても、家事をサポートするメイドサービスが使える
理由4: 世の中、組織に女性マネージャーが怖いくらいにごろごろといる(五割強が女性管理職)
理由5: 年功序列による絶対的年功キャリア常識があまりない=専門的キャリアによって評価される社会

そんなわけで、シンガポールは海外で働きたい日本人女性、いや、日本人女性だけではなく、ヨーロッパ、アジア各国からくる人たちに働く場所、そして住みたい場所として人気が高いのだ。

ただ、まったくそのマーケットの中心人物たちとは違う意識の日本人も存在している。
「シンガポール駐在員となった夫を持つ、妻である日本人女性」なのだ。
昔からある海外駐在員の妻、「駐妻」と呼ばれる日本人の女性たちである。
彼女たちも実は、この10年で人々の性質が相当に変化した。
なんせ、夫のために泣く泣く仕事を辞めて夫について海外引越ししてくる人がふえているのである。(私だって、ちゃんとキャリアをつくってきたのに・・のである)

人間、誰しも「自分があの国に行きた~い!」と思って、来た人間と、「行きたくもないのに、行けと言われたから仕方なく来た」というタイプでは、まったく物事の捉え方が違うのである。それは、その夫の男も同じ。

それが、長年、海外留学や移住などの相談にのった経験のある私の見解からすると、
シンガポールの日本人の90%は「行け!」といわれて本人の意思ではなく、飛ばされた日本人が多いのである。

これは、先進国の都市ではシンガポールは例外的な特徴。
NY、サンフランシスコ、ロス、シドニー、ロンドンなど、あの国と街に行きたい!住みたい!働きたい!という日本人が多いのが特徴なのですが、シンガポールだけは仕事上、義務的に飛ばされたことが理由で来た人が多いのである。(つづく)

2010 年 9 月 15 日 水曜日

プレミアリーグだ!グローバル競争力国別ランキングTOP10

今月、世界経済フォーラムが発表した、世界ランキングです。

順位 国2010-2011   前年順位2009-2010
1.スイス                1
2.スウェーデン            4
3.シンガポール           3
4.アメリカ               2
5.ドイツ                7
6.日本                 8
7.フィンランド             6
8.オランダ              10
9.デンマーク             5
10.カナダ              9

グローバル競争力レポート The Global Competitiveness Report 2010–2011
出所:The World Economic Forum  

このレポート、原本は515ページにも及ぶ報告書です。 世界175カ国の経済政策と、経済を動かすための基礎環境、国内市場を動かす教育、技術力などの環境要因、ビジネスの洗練度、イノベーション度を基本評価にして構成した、その国が持つ競争優位性と将来性の指標をグラフにした成績表みたいなものです。 一度、自国と好きな国、取引先の国などを比べて見てみるのもいいと思います。

皆さんはこのランキングを見てどう感じますか?

私も含めた日本人の多くの人が日本に対して悲観的になっている今日この頃ですが、このレポートからは世界で比較したら日本はまだまだこんなにも成績優秀だということを再認識できました。ただ、当の本人は恵まれていることや、持ちえている魅力や資源に気がついていないのかもしれません。(それもまた不幸か?)

日本はヨーロッパのスイス、スウェーデン、ドイツよりも下位ではありますが、彼らの国は日本と同じように歴史もあり、自国の言語や文化を維持しながらも、経済的にも首位を保っていることに私は注目したい。
グローバル化とはいえ、日本にもまだ日本人の独自性を維持しつつの経済開発のやりようがありそうな気がします。ただ、個人的な考えとしては、日本は経済的な面だけをとりあげて先進国の座を維持するよりも、日本人にとってのハッピーを考えた経済構造と社会環境、世界でのポジションを持つことで日本人の幸福感が増すのではないかなと思っています。

ただ、個人の自己資産だけ増えても幸せだと感じることは精神的に社会文化的にも難しいみたいで、逆にそんなにお金がなくても、日本人が持つ勤労観、感謝する心や人へ思いやりを表現したり、されたりする、そういう場面のある職場や日常生活を可能とする社会環境で暮らすことのほうが、人々の幸福感が高まるのではないかなと思います。 

一方で個人主義的な勤労観と金銭的、消費欲求が高い価値観の人は、日本じゃないほうが幸せだと思います。今後、個人の価値観によって生活する環境、国を選ぶこと、すなわち日本人といえども多様化している価値観のなかでは今後、選択肢をもてることも必要なファクターになるのではないかと感じています。

MarinaBaySands ホテルの屋上プール 


一方で、いきなり先進国の先輩たちのなかに、成績優秀者として躍り出たシンガポール。アジアではナンバーワン! 国内マーケット規模は極小ですが、外国と外国人自身がビジネス活動する環境としても人気ナンバーワン。
シンガポールは国家戦略とアクションプランがみごとに明確。子供にも老人にも外国人にもわかりやすくプレゼンテーションしてきています。 

シンガポールの現在の経済を支える労働人口層の25~50代の人たちの親の世代は、学歴も乏しく貧困な時代を過ごしてきた世代でもあります。 子供夫婦が家や車を購入し、親にお小遣いを渡せる現在は、金・物で人との差別化を感じ、物欲を満たすことに幸せを感じやすいフェーズでもあります。

今日まで、シンガポールは「経済発展を第一優先に」してきている国で、政府は税金で集めたお金は本当に経済対策と高等教育の提供、ビジネス環境インフラに集中して投資してきたわけです。そして、そのリターンを国民に提供する。まさにその成果が、目にみえる成果としてあがってきていると思います。

日本人は「日本は小国で資源もない。」と、外国の大陸国に対して日本人がよく言うセリフのひとつですが、一方でシンガポールのすごさを話すと、「シンガポールは小さいからね。」(小さいからできるんだよ)」と結論を出す先輩日本人が多いのです。(その論理の矛盾にいつも?を感じます。)

なぜなら、日本に比較したら、シンガポールは石油どころか、国土面積さえもさらに小国で資源も人口も少ない、資源ないないづくしの国、ある意味、貧乏な家系に生まれた子供のようなものです。 限られた資源のなかで、人に投資して成長してきたのがシンガポールだといえます。

私は、今の日本がこれまでおざなりにしてきたと思う点があります。
それは、自国のビジョン、明確な対策と計画、選択と集中による実行、官民を超えた優秀な実行部隊、外国人労働力の活用政策、外交政策・自国マーケティング戦略が完全に日本には欠落していると思うのです。
実はちょうど、シンガポールには日本がおざなりにしてきた部分へ特に集中してきた事例とその成果がここにあると感じています。 
“一度、決めたら脇見をふらずに目標達成するために集中して実行”
だからこそ、短期で目標達成ができたのだと思います。長期スパンの目標を達成するための短期の実行。

日本で遭遇した雨上がりの二本の虹です。これもハッピー♪


今の日本はとにかく貧困率も拡大しており、早急な経済の建て直しが国内からも、世界からも期待されているわけで、それなら官民など関係なくできる人、優秀な人や国から学びながら実行していくべきだと強く思います。 グローバル経済の時代なのに、まだ日本島の地図しか思考のなかに写っていない政治家は国家のリスクや優位性、マーケットポジションの視界が国内だけになりがちなので、「国内からはどう見られるのか?その影響は?国外からはどう見られるか?その影響は?」という、常にそういう思考の癖をつけるべきだと思いますね。

ひとつだけ言えることは、日本はこれまで民間人が優秀だったから、ここまで成長してこれたのだ、ということを痛感。 民間の日本人たちが構築してきた多くのリソースが国内の足元にあるのに、なにか国のマネジメントシステムがそれを活かしていないようで、まじめに働く現場の公務員、民間の日本人は働いても、働いても報われないシステムという感じでしょうか? 

最後に。
シンガポール人が日本人の一人当たりの国内総生産GDPを追い抜いた時に、この話をシンガポール経済開発庁(EDB)東京担当のシンガポール人との雑談で。

私:「シンガポールはすごいよね、とうとう日本のGDPも追い越してしまいましたよね。いや~凄い。尊敬しますよ。」

シンガポール人担当者:
「いえいえ、そんなとんでもない、日本は技術が凄いし、素晴しい国ですよ。シンガポールは本当に小さい国ですから・・。」
と、さらにへりくだる日本語を使って話すシンガポール人担当者に、
私は完全マイリマシタ・・・。

2010 年 9 月 14 日 火曜日

日本のリーダーは菅直人総理でいくらしいです。

今日は、TBSが新しいチャレンジをしているようで、
民主党の代表選挙をインターネット中継しました。

私の場合。

実は、10日くらい前に、世界で有名な香港の風水師 レイモンドロー氏に、この結果を聞いていました。(と、いわれると現場で頑張っていた人はむかつく人もいるかもしれませんが)

それは、どちらも力が弱くて、どちらともいえないな・・・という
状況がでました。どうも、どちらも互角、という状況がでて、再度、占ってもらった後。

Kanが少し優勢で総理になるだろうという予測結果でした。

んで。

一応、そういうことを知っておきながら、友人の一部には事前に話したのですが、
もしも、違ったら、なんだか有名実力者の風水師の名になにかつくってはよくないと思い、ウェブ上ではいっさい、あげておりませんでしたが。

結果は、「菅直人総理」になりました。

私個人としては、小沢さんになって、また古い体質の政治手法に戻るのは嫌だとおもっていたのですが、私の話はおいておいて、民主党の国会議員が菅さんをかついだということだと思います。

別に安心できるわけではありません。

が、日本の今後の10年、20年、50年後を想像と創造するための一歩を勇気もって実行する人がいないと、日本はやばいと思うのです。

せっかく、数々の日本の美意識やすばらしい技術があるのに、それを無価値に推し進めるような、私利私欲的な霞ヶ関方法はもうやめてほしいですね。

2010 年 7 月 27 日 火曜日

アジアの地域は洪水被害があちこちで・・・。

ROLEX のビルが浸水した状況


日本も西南の地域が水害にあっており、沢山の人の家が浸水、洪水の被害にあっているようです。

ちなみに、日本ではニュースにはなっていませんが、この大都会シンガポールでも浸水被害がありました。

シンガポールの“銀座通り”なるOrchard Road には、世界各国の高級ブランド店、ショッピングセンターが軒並んでおり、そのビルの半地下にある店舗は例外なく、水害にあいました。 現地の新聞では、エルメスが半地下の店舗で数億ドルの水害にあったとのこと。

そして、早速政府は対策をとりました。浸水被害にあいそうな予測がたったときには、その地域の商業オーナーへSMS(携帯電話でのメッセージ配信)で警報を送信するサービスを決定しました。

この写真は、1ヶ月前におきた大量の雨量によって、オーチャードロードのロレックスのビルの地下駐車場がほとんど水に埋まって、駐車していたトラックが浸水している状態です。

これがシンガポールの最初の浸水災害の状況でした。
それによって、先週ですが、シンガポールの損害保険の値上がりが決定されましたとさ・・・

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