インキュベーター・インスティテュート齋藤一恵のブログ

2010 年 3 月 3 日

シンガポールへお帰りなさい!Moneyさん !

cny

日本を除いた欧米人以外のアジア人の国は、
実は、1月1日が元旦ではありません。

私も日本だけが違うんだ?と気付いたのはシンガポールに来てからでした。

アジアは古来の古い暦を大切に現在も残しており、
毎年、相当昔からの計算で、毎年の元旦が決まります。
でも、実はカレンダーは毎月が同じ日数でなく、大昔から数えていけば、ずれるのが、数理的、論理的にも正しいわけです。

で、なんで、日本だけが、毎年、カレンダーにある1月1日が元旦なんだ?
誰か、教えて下さい。
アメリカに戦争で負けた時から、カレンダーが変わったのか?

それは誰かに教えてもらうことにして、
こちらは、旧正月が終わり、本格的にビジネスが動き出しました。

つい最近、パートナーの会社や、不動産開発会社の人と話していると、
一時期、金融系の外国人やら、何やらがシンガポールから帰ったけど、
最近は、
     “Money is back to Singapore !”

と、一番の金融街で不動産開発と不動産賃貸系のサービス業をしているシンガポーリアンが言ってました・・・!

sentosa-condo
(これは、セントーサ島の沿岸にあるコンドミニアムなんですが、1年前に即効で売れ切れた物件ですね・・・)

実際にこの2週間のシンガポールの経済新聞を見ていると、またバブルが来るのか?というような雰囲気です・・。毎日のニュース記事では、不動産はがんがんに売れています。売り出しの日に凄い人が並ぶのですよ。

なんだ、それ? 皆さん、本当にお金持ってるんですね・・あとは、投資家魂というか、「金持ち父さん、貧乏父さん」の価値観を持つ人がとにかく多い!

それにしても、シンガポールにいると、未来はまだまだ明るい感じがして、
日本の日経新聞や、NHKのニュースを見ていると、
あまりに誰でもが先が暗いとしか感じられないですぅ・・・ (^_^;)

2010 年 2 月 14 日

勝間さんは日本企業の男社会では生存が難しいのでは?

勝間勝代さんの著作を購入して数冊、読ませて頂きました。
私も日本を変えよう!よ、と思っています。

そして、最近、NHKのビジネス系の番組でも拝見しています。海外での衛星NHKの土曜日の午前中に放映されていますので、ぜひ皆さん、ご覧下さい。

とても合理的で、論理的に解りやすいことをシンプルに伝えて、どうか、もっと皆さん、合理的にこうしましょうよ、と公認会計士らしい答えがある表現をされていると感じます。

上司がこの先が読めない時代、正しいアンサーを誰もくれない時代に、基本的に自分の仕事力として高めるべきこと、思考力、自分のためにやっておきべきことを勝間さんがご自分の体験も含めて伝えていてくれる気がします。とても今の時代の個人にとって必要なことだと思います。

また、少子化の問題、ワークライフバランスの課題は本当に先延ばしできない日本の問題だと私も考えています。

ただ、なんとなく、あのままの表現をもしも、日本の組織でやったら、日本の組織文化では大丈夫かな?と「日本人の働く女性として」だけ違和感が若干、あるのです。私自身、そういうことで悩む場面が、今でもありますから。

それは、彼女の考え方というか、提唱していることは、それは理論的に誰でも世界中の人、海外で働く人、欧米企業で働いてきた人には共通なる基本合意点、論理なのですが、それを日本の「男社会の組織」「年功序列の権力組織」で、若い男性や、年齢にかんけいなく女性が、50代、60代の決定権者層に表現、実行したら??

私は、ずっと長らく男社会で働いてきて、世界や海外なら別に普通に正しいことが、その日本の組織の場合は良し、と言われることにはならないことが多いと認識しており、まして女子で男性の幹部に正論を吐くことで、嫌われることは、私自身が多く体験していまして、日本の働く女性の常識としては、タブーですよね・・・。

逆にべたべたな日本文化の組織での生き方、サバイバルの方法を唱えた人は、これまでいたでしょうか。まずは、組織のトップに勝間さんが提唱している、論理的な思考をもっと取り入れてほしいと願います。

そして、その共感できる理論を部下達が勉強して、組織全体が新しい発想や思考、実行につながればいいなと思心から思います。 私はコンサルタントという理論ベース、事実ベースで仕事をしていて、これが日本企業のアシスタント的なポジションで意見していたら、私は日本人の多くの男性達に嫌われてつぶされるだろうと思いますね。

ぜひ、中小企業の経営者をターゲットにもっと勝間さんの理論を真似してほしいと願います。

そうすると自然に、日本の強みをもつ中小企業の人達が、グローバルな視野でも自社の戦略を考えることができるかもしれません! ただ、仕事は個人のためだけにあるのではないので、チームワークの大切さを忘れずに頑張りたいですよね。

2010 年 1 月 10 日

2010年、明けましておめでとうでございますが。

University of Singapore 明けましておめでとうございます、といつも通り、ご挨拶はしておりますが。。

なんとなく、おめでとうという気分になれない今年のお正月なのは、私だけでしょうか?

おめでとうといっている場合ではなく、今年、どうやって会社の業績をあげるのか?

または、会社を持ちこたえるのか?という感じではないでしょうか?

私にとっては、今年のお正月ほど、なんだか、めでたい気分になれない年はありませんでした。

仕方ないので、今回は特に「年越しのめでたい気分」のために、大晦日に努力しました。

1.大晦日の夜のために、和食を準備する

2.純米酒で熱燗を用意

3.NHK 紅白歌合戦をTVで観る

4.紅白歌合戦の後に「行く年、来る年」の寺の”ご~~~ん”を聴く。

以上をそろえて、シンガポールで元旦を迎えました。

じゃないとですね・・・・あまりにも、今日が8月の夏休みなのか?2月の冬休みなのか、常夏の気候のシンガポールでは、まったく五感では解らんのです。笑

そんなわけで、そんな条件を自分に課して、迎えた大晦日。

そして、2010年の新年です。そんなことを、シンガポールに住んで長いくせに

まだそんなことを直感のままに言っている私とその会社をどうぞ、今年もよろしくお願いします!

2009 年 12 月 29 日

今年の感想総集編と感謝の言葉

今年ももう、あと二日でフィナーレを迎えようとしています。

シンガポールで日系企業を担当しているコンサルタントとして、世界とシンガポールの動向を踏まえながら、今年感じた、率直な感想をまとめてみたいと思います。

今年は、2008年の年末から押し寄せてきた金融不況の波に、シンガポールも例外なく飲み込まれました。

特にシンガポールは金融ハブ都市を目指して、環境、法制度を整備してこれまで沢山の外国人や外資を引きつけてきた名実ともに金融ハブとタックスヘブンの都市です。

しかし、不況モードに突入したきっかけは、世界中に余波がいった、リーマンブラザーズの破産。ここ、シンガポールの保険、金融、年金もほとんどがアメリカ金融機関と連携していましたから、そりゃ~もう!

シンガポールも、しっかり打撃は一時に受けましたよ。

しかしながら・・・回復が早い!!!!

日本は、あれだけ日本銀行がアメリカ国債を義務的に大量に買っていて、それを売ることもできずにアメリカの大不況に道づれになりましたよね。

海外から日本を見守っていたなか、やっと日本が2008年には景気が上向きになってきたところでした。

個人的には、せっかく失われた15年から、少し前に進化しようとしている日本のその時でしたから、今年の初めは本当に「なんて残念な運命なんだ・・・」と感傷的になりましたよ。

実際に今年は、シンガポールの日系企業が当社の売上の90%な事情もあり、当社も売り上げがいきなり下がりました。それは、人事管理プロジェクトのなかでも、特に「人材育成のための教育費」です。

その前の年から、来年こそはローカル人材の教育や、管理職研修をやりたいと言っていた、数人の日本人の経営者も今年になってから、いきなり、フェードアウトしてしまいました。

一方で、その日本企業と外資マルチナショナルカンパニーとの違いを見せつけられました。

もちろん、マルチナショナルカンパニーも人を一時期、今年初めには整理解雇しましたが、「教育投資はゼロにはしない」のです。でも、日本企業はいきなり、全従業員に「やるか?やらないか?」の 1かゼロの判断とやり方なのです。

これは、長期的に見て、どれだけ企業の組織をつくるグレードと人材価値への影響があるのだろう?と、考え込んでしまいました。

確か、昔は「人材育成の日本企業」というブランドがあったのは、もうとっくにアジアでも死語なのでしょう。

不況でも、マネージャー達への教育費は削らない企業と、教育費と人を削る日本企業とは、どれだけ企業価値があるのか???と私は、日本人ながらに悔しさとせつなさに落とし込まれた1年でした。

結論は、日本企業の多くは、海外拠点のローカル人材や駐在員には、「手段として金はだすけど、親心=育てるための愛のお金はださない」というような状況を沢山、見てしまいました。。(泣)

一方で、当社では「整理解雇」のためのコンサルティングプロジェクトが、今年は増えました。

ただ、クビキリして人件費を削減するのが、経営上のリストラクチャリングではないですよ!と、50代の日本人経営者の人達に、生意気にも伝えてきました。そんな場面が多かった今年でした。。。

できれば、日本国内の政治がもっと経済を活性化するための政策をうち、産業界の人達が、「日本企業でよかった!」とおもえるような対策を、さっさとやってほしいです。

なぜなら、日本人という民族の人達は、世界の色々な民族と比較すると、

「仕事第一主義生活」なんです。

だからこそ、仕事でうまくいき、会社が利益をつくり、社員と家族に利益が還元できて、街中で沢山、消費してほしいです。 だって、日本人の大多数は「仕事命」な人達だから、それなりに働いて、稼いで、消費して幸せになってほしいな。

基本的に日本人という民族は、不動産や金融投資して、キャピタルゲインで稼いで、毎日、仕事もなくゴルフ、温泉やら、暇そうにぶらぶらしていられるような社会環境と性格ではないと思うのです。

ただ、一方でこの10年以内に、外資系の金融、投資家会社で働いた経験のある日本人の人達は、もう世界のお金の視界が違いますね。実際に、リーマンショック前までは、相当に稼ぎましたから。

実際、そういった経験のある日本人が、この2年位にシンガポールに続々とビジネスやら、移住やらしてきましたよ。

これは、各人の人生の価値観なので、日本の昔からある、「日本文化的善と悪」ではないのだ。

別に「金儲けして、何が悪いのだ?」という人達も、自分の人生をよりよくしたくてそうしているだけ。

日本は、残念ながら、お金儲けして沢山税金を納めた人が、別に称賛されるような社会でもなく、どちらかというと、これだけ稼いだけど、人に妬まれるから年収は秘密にしたい、でも、個人では「ええ?一生懸命に稼いだのに、半分近くも税金にもっていかれるの?」というのが、ほとんどの人の感想だと思う。

だから、脱税して捕まる人もいるのでしょう。

しかし、高額納税者の人達が全員、脱税したいなんて思っていないのが日本人。

できれば、ちゃんと誇らしく税金を納め、人から尊敬されたらいい。

しかし、そんな「高額納税者として、街や村で尊敬されたり、得することが何もない!」のだ。それは、人間心理としてイヤなことだな~と思いました。

そこが、日本政府の人間心理掌握ができていない政治だなと、今年は特に感じました。

そして、シンガポール政府の人達は、どれだけそういう人間の欲と満足のバランスを熟知して、こういう制度をとっているのだろう・・・と、おののきましたね。

私は、できれば日本国のために働きたいと思っているひとりですが、民間でやってきた私が、政治の世界にはいってなにを発言して、どんな行動を「許されるのか?」が疑問です。

しかたないので、日本人のグローバル人材を育てるための活動をしながら、シンガポールに納税しているということですね。。苦笑

今年は、本当に日本という国が、あまりにも頼りなくて、日本のために何かしたくても、チェンジのための努力をしたら、それはそれでシニアの人達にイヤな顔される、という、どうしようもない日本と私、という感想ですね。

そんな、日本がもう、本当にあきらめたほうがいいのかもしれない・・と感じさせる場面が多かった、今年でした。

悩み多き一方で、今年、当社に研修や人事プロジェクトをご依頼頂いた企業とそのご担当者には、これまでにない大きな感謝を感じています。

だって、シンガポールにいる日本企業は、今年、人に教育投資するなんて、とんでもない、とにかく人件費をカットしたいという会社が多かったのですから・・・。

理想や夢を持つと、傷つくことになるという感じが、今年でした・・あはは。

どうか、来年の日本産業界は、世界でも実力があるのですから、中小企業がもっと海外に出て、頑張ってほしいと願っています。。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。 Kaz Saito

2009 年 12 月 13 日

喪失の国「日本」と差別

もう、1年前に読んだ本ですが。

アジアでビジネスに携わる方、またはインド人と普段、ビジネス関係、人間関係のある日本の方にもぜひ、一度は読んでほしい本です。

インドに関する本では、知名度の高い「山田和」氏の本で、「喪失の国 日本」という本です。

喪失の国日本 山田和

これは、1990年代の日本に駐在したインド人エリートビジネスマンの体験記をもとに書かれたという前提の本で、インド人から見えた、感じた日本と日本人のあり方について、また、日本人から感じるインド人についても、ドラマ仕立てのエピソードで書かれている。

私にとっては、とても面白く感じ、また、日本人の私でも、なんで日本人はそうなるの?と思っていたこともありました。ただ、外国人のインド人から見ても、愛せる部分が日本人にはあり、尊敬される面があったということと、そういった、尊敬されるような部分の多くを、この15年くらいで沢山の日本人が失くしてしまったのではないか?と、考え込んでしまった。

そして、昨今の日本、とくに東京には多くのインド人が駐在、生活しているが、彼らにどのように日本が映っているのか?とても興味が沸いた。

ほとんどのインドのインド人からは、日本という国には、悪い印象はない。できれば、もっと近づきたい国である。

しかしながら、多くの日本人にとっては、「できれば、近づきたくない」という本音を聞く。

シンガポールでは、街を歩いていても、沢山のインド人またはインド人らしい?人を見かけることができる。

また、シンガポールのビジネス界では、貿易商社のビジネスマン、弁護士、会計士などの専門家と沢山、出会う。

私は、シンガポールで学生をしている時から、何かの問題について、話し合いや議論をすると、なぜか、チャイニーズでもなく、シンガポーリアンでもなく、インド人と意見が一致してしまう経験が多くあった。そのせいか、いつもプロジェクトのチームの半分はインド人。あとは、クラスでマイノリティだったベトナム人やインドネシア人。

私自身も日本人は、そのビジネススクールでは、6000人中、ひとりしかいないマイノリティでした。笑

その後、なぜ私はインド人となんだか、考えが共有できるのか?自分で自分を探求してきた。

日本人でシンガポール駐在の人達は、インド人との商売があまりに異文化が過ぎていて、疲れてしまい、どちらかというと「もうイヤ!」という意見が多いのですが、私にとっては、本土から来たインド人の人とは話が合うのである。

それから、ずいぶんとインドに興味を持って、本を読んだり、インド人とディスカッションしたりしてきたが、最近、ひとつの共通点としてのキーワードに辿りついた。

日本語でいえば、「身分」、最近だと「差別」というものと、インドの「カースト」である。

カーストは、生まれた時からの身分、仕事が決まっている。日本には、そのような身分制度が歴史上にあった。

そして、今でも暗黙の了解のように身分を差別するような意識が日本人に存在していることを知った。

それは、在日朝鮮人に対してもそうだし、部落出身者という呼称のカテゴリー。

もう一方で、この21世紀にはいり、一見普通の日本企業の機械メーカーさんとの仕事で感じたことがあるのだ。

どうも、その会社の人は、会社から人間扱いされていないらしく、そういった愚痴を第三者の私によく、話していた。

しかし、1年を通して、その方達とのコミュニケーションを通して感じたことは、

その人たちは会えば、日本語で丁寧な言葉を使い、変に腰の低い言い方をするのだが、実際は、こちらがお金をもらう側なので、自分たちはお客様だという意識なのだろう。

こちらがメールしても、返事はない。これは、別にビジネス関係が悪いわけではなく、いつもそうなのだ。

それでも、忙しいのか、メールが苦手なのか?国際ビジネスマンの彼らからは、メールしても返事はない。電話して捕まえて、話をしないと何も前に進まないのだ。

しかし、彼らが一方的に私に電話して、私が「客先で会議が何時から何時まであるので、その前なら」と事前に連絡しているのに、電話にでられないと、何度も携帯電話に電話をされて、そのあと、皮肉を言われるのです。

しかしなぜ、いつも社内の日本人と一緒に複数で会えば、社長でも腰が低い言葉と態度をする彼らがそのようなビジネスマナーとコミュニケーションを一対一のコミュニケーションになると、打って変って違う態度を社外の人にするのだろう?と、ずっと不思議に思っていた。 それは、自分の評価が社内の人間によることに意識が傾いているように見えた。

そして・・・最近、やっとわかったのです。

これは、日本人に限らないと思うのですが、組織文化の心理的な連続性の問題だということが。

普段、毎日の職場で自分が組織や周囲の人から、尊重されていないと、それは誰でもストレスとフラストレーションがたまるものです。

上下の権力のなかで、個人として毎日、何十年も場合によって、虫けらのような態度や尊厳を保てないような言動を、組織や個人から受けた経験が続くと、上下の権力が強い組織間では、自分がその上の人間から受けた態度を、弱い立場の部下や社外の人に、「同じ様にやってしまう」のである。そして、それがその社内の組織の人間達には当たり前、ある意味、常識的、かつ普通の場面として見て見ぬふりされながら、企業文化として醸成されるのではないだろうか・・・。

私は、なぜ、この人達はローカルスタッフや、社外の人にこういう態度にでるんだろうか?と不思議でならなかったが、私にとってお客様のご本人達には、いくら、プロジェクトの課題に対しては率直にクライエントに言える私でも、やはり聞けなかったのです・・・。

しかし、どうして彼らの意識、態度がそうなるのか? ずっと私には解らなかったので、ずっと!その疑問を抱えたまま、1年くらい、個人的にひきづりました。「なんで、そうなるんだろう?」と。

しかし、私が抱えていた疑問に、最近、読んだ本から得たキーワードがつながり、確信を得られたのです。

人間的に尊重をされずに差別的な経験をした人間は、弱い立場の者に差別的な行為をすることで、自分の尊厳を保つということ。

最初に、この21世紀の海外でのビジネス経験とつながったのは、この本のなかの文章でした。

人間というもの & 差別と日本人 書籍写真

”江戸的身分制は、ほとんど数学的としかいえないほどに多様かつ微細に上下関係の差がくみあわされている。ひとびとは、相手が自分より上か下かを即座に判断し、相手が下ならば自分の体まで大きく見せ、上ならば身体を小さくして卑屈になる。そういう伸縮の感覚が、江戸社会に暮らす上で重要な芸になっていた。”「胡蝶の夢 四」 P158 司馬遼太郎

これは、「人間というもの」司馬遼太郎 の一部の文章で、私はこの江戸時代の数学的に多様な上下関係というものを知りたい、何かインドのカーストと類似性がある気がして、紀伊国屋に探しにいきました。

が・・・江戸時代の身分制度に関する専門書を探すのが難しく・・・。探しているうちに、目にとまった本がこれでした。

上記、写真の左側 「差別と日本人」 辛 淑玉&野中広務 共著 2009年6月初版

その本は部落民と在日朝鮮人に対する差別の事実を元に話が展開されていたのですが、面白いことに、その中から、答えを得たのです。

”自分は他者より優位だという感覚は「享楽」そのものである、一度その享楽を味わうと、何度でも繰り返したくなる。特に人は、自分より強い者から存在価値を否定されたり、劣等感をもたされたりしたとき、自己の劣等意識を払拭するために、より差別を受けやすい人々を差別することで傷ついた心のバランスをとろうとする。再度言う。差別は享楽なのだ。差別一般、そして部落差別を支える心のメカニズムがある。” 「差別と日本人P70より引用」

日本人は、昔から社会、組織の色々なところで、組織の権力で差別的な言葉や行為を受けてきており、それをだまって受けてきた人の一部には、それを誰かにやり返して、享楽を得たいという行動意識にでるのではないか?

そういうことに気がついた。

きっと、私が「どうして、そうなるんだろう??」と思った組織では、彼ら自身が昇進するためにも、組織からそういった、虫けらのように扱われた経験、言葉を受けてきたのではないだろうか? だから、シンガポールのスタッフにそういう態度にでるのではないだろうか?と思った。

ちなみに、シンガポールの日本企業は、海外拠点のスタッフの意見や評価は、すべて日本人駐在員の手のなかにあり、日本本社には一切、報告する必要がない日本企業がほとんどである。

2009 年 11 月 28 日

内田裕也氏の言う、「女性らしくやればいい」の意味を具体的に教えてほしい

私は、このサンスポニュース記事で、日本人ロックンローラーを自負している人が言った言葉に、疑問がわいた。 そもそも、私はロックンローラーが好きなタイプで、なぜかというと、ロックンローラーは大体、世の中の不条理を感じて表現しているタイプの人が多く、実際にその個人と話すと、すごく世の中のことを政治も含めて感じて考えている人が音楽と歌詞で表現している人が多いのだ。一方でぱっと見の格好で、社会への反逆者的なイメージになりがちだが、実はまじめに社会の不条理を感じ、考えている人が多いのだ。

そんな私個人の認識と背景を持ちながらも、このニュースでの内田氏の発言には反論せずにはいられませんでした。

民主党の事業仕分けの公開会議の場へ、内田裕也氏が見学に行き、「ロックンローラーにも仕分け人をやらせろ!」というのは、個人的によろしいな~と思うのですが。

仕分け人という、これまで何も心配せずに血税を何億という金額を毎年、使って生活してきた人たちを相手に、短時間で判断するポイントを質問して、判断しなければならない責任を負った 仕分け人の全面に立たされた蓮舫さんに対して、沢山の男たちがやりすぎ、とか、その畑のことを知らずに何様だ!とコメントしている。

内田氏は、【仕分け作業全般については「(仕分け人は)人間らしく質問したほうがよい。蓮舫ちゃんはやりすぎだね。もうちょっと女性らしくやればいい」と、存在感がクローズアップされた蓮舫参院議員(41)をチクリ。】Sanspo.com から引用 で、私はこれまで直接聞けずに、悩んできた点も含め、日本にいる男性皆さんに聞いてみたい質問が二つある。

一つ目は、ビジネス、男社会で「女性らしい」と認められるためには何をしたら、女性らしくて、かつ、権力政治のなかで男性陣によろしいと評価されて、男性と同様に認めてもらえて、その女性かつリーダーを乗せた神輿をかついでもらえるのか? これを誰か、日本人男性リーダーに発言してほしい。ただ、女性は、○○ちゃんはこれだから・・と男と違うところを理由にダメ出しをするのでなく。

男性なら、今回はあいつをかついでやろう、といった話の土台に女性をどうやっていれていくのか? 社会の不条理を表現するロックンローラーが、日本人女性に女性らしくやれ、というのなら、その意味は、男性のちょっと下にいて、しおらしい態度でやれ!という意味なのでしょうか?それとも、どういう意味でそう、言ってしまったのか? 良い悪いは抜きにして、実際にロックンローラーでも、日本人男だとこう思ってしまう、という本心かつ本能が知りたいところですね。

ちなみに日本人の多くが気がつかない点として、私個人の認識としては、男たちの組織の自分の立場を気にして、明確な質問、議論ができない日本人男性が多い日本のなかで、とにかくこの与えられた立場の使命を全うしようという態度で職務に正義をまっとうする性質の彼女が前線の看板に使われたのか?と思うふしを感じます。まして、民間の私でも普段から感じている、50代以上のひとつの会社で長い日本人男性、経営幹部は、ほとんど「はっきりと正論を言う女性アレルギー」だということを痛感しています。私自身も100%男社会の日系企業のなかで、女がひとりで権力者相手にコミュニケーションをしている日本人女性の日常だから。

じゃ、内田さんや、他の日本人男たちが考える、日本人女性ならこうすれば男たちにも認めてもらえるよ、という女性像とは?どういう態度でやれば、物事が通るのでしょうか?

内田さんの年代の女性たちは、絶対的に男尊女卑なわけです。ですから、男性が言うことには、「はい、わかりました。」「はい~そうですよね」と笑顔でイエスマンになるのが、彼らの年代の働く女性のイメージではないでしょうか?

これまでに蓮ほうさんへ多方面で言われている同じ様なコメントを、実はひとりの私に対して、特に歴史の長い産業界の男性たちに20年間も言われ続けてきたということの事実を生きているうちに、お伝えしたいと思いました。

もしも、日本が女性社会で歴史をつむいできたら? 内田氏は男性陣に対して「もっと女性らしく!やるべき。」と発言しているんでしょうか。。それとも、女性権力社会のなかで、「男性らしくやるべき!」と、男性らしいことが女性社会で認められるケースがないなかで、発言するのでしょうか? これは、女性が権力を持つことがない夢想の話ですね・・・・苦笑い。

二つ目としては。

70代の大人を代表する人が、女性の社会活動をしている大人に対して、「ちゃん」づけで呼ぶことの、差別です。

ちゃんというのは、辞書にも載っている通り、自分よりも年下の子供に対して「ちゃん」をつけてよぶ呼称であり、

政治家で活躍している女性に対して、ちゃんと呼ぶのはいかがなものか?

じゃあ、内田さんはあるひとりの主婦が社会的にあなたを知らなくて、内田ちゃん!と読んで、あなたはまだまだどうですよね~とネットでコメントしたら、どう思うのでしょうか?内田ちゃん!と70代の男性が女性に呼ばれて嬉しいのでしょうか・・・教えてくださいませ。

2009 年 11 月 18 日

ドッグイヤーで成長しているうちのコーポレート犬

確か、2か月前?にコーポレート犬のレオンの紹介をしてから、ずいぶんと時間が経ってしまいました。その間に・・・身体がすごいスピードで大きくなりました。もう、身体の成長ぶりは人間なら10代のティーンエイジャー? だから、超スピードのことをドッグイヤーというのか??当初は片手でひょいっ!と持ち上げられたのですが。

 2ヶ月前のLEON

生後4か月小さなベッドに寝てました・・

 

  生後5か月。 鍋ネコのように丸くなって小さなベッドに寝てました。お気に入りのネズミのぬいぐるみと。

 

 本当にじっとしていなくて、写真を撮るのは一苦労でした。起きている時の写真は動いちゃってほとんど没。

 

じっとしてないので椅子にのっけて撮影。

じっとしてないので椅子にのっけて撮影。

 

カメラ目線はしてくれませ~ん!

 

 

 

 

 

そして、いまは・・・・大きくなって。

こんなに伸びちゃって・・・

こんなに伸びちゃって・・・

 

背が伸びたというよりも胴が!「ながっ・・・!」

 何度見ても、背伸びをしている姿を上から見ると

「うわっ、ナガッ!」とおののいてしまう私。

何か違う生き物にも見えてくる・・・

 

 

胴周りも、顔も確かに2か月前よりも一回り大きく?いや、長く?!

私が犬を飼い始めた時、ネット上で一生懸命に幼犬の育成日記などのブログを探したんですが、なぜか? ほとんどが8か月~1歳以上のブログ日記がほとんど。 困っている時に、わんこ友達の方から、たくさん本を頂き、まるで試験の一夜漬けのように読み漁りました。

どうして、3か月位の幼犬育成ブログが見つからないんだろう?と思っていたのですが、その謎が解けました。6か月までは、そりゃ~もう、オーナー側も毎日が大変なわけで、写真撮影してブログ日記なんて悠長に書いている余裕がないのだ!!この私自身が、そのワケが解ったこの2か月でございました。(^_^;)

世の中にでているペットブログのアイドル犬フォト、カメラ目線の写真なんて、絶対!撮れません!本当は、もっといい写真とってブログ公開するつもりだったんですけどね・・・はっきり言って、普通のシャッタースピードのカメラでは無理! スポーツモードで撮ってますが、まだまだアイドル犬フォトへの道は遠い・・・とほほ。

大人っぽくなったLEON

大人っぽくなったLEON

 

しかし、ここまでくるのに、私はどれだけの回数、おしっこの掃除をしたのやら・・・オフィスではおトイレの粗相がなくなりました。

どうです?ちょっと大人っぽい顔つきになり、最近は表情がでてきました!

2009 年 10 月 24 日

政権交代と私たちの政治リテラシー

皆さん、すでにご存じのとおり、日本の政権が民主党に代わりましたね。

その後、約束していたマニフェストを基本に、[ちょっと焦り過ぎじゃないの?]

という一部の日本人の長期的楽観視な日本人からはコメントがでているようです。 私個人としては、よっしゃ、有言実行して、国民の信頼を少しでも回復してほしいという思いです。 あとは自民党政権の時に、あまりにも官僚主導と業界癒着、弱者に対する軽視をした制度をひっくり返す、変革が必要だと強く感じます。

一番、誰でもわかりやすいのが、シングルマザー手当。「母子家庭手当」ですね。

1年半くらい前に、自民党が母子家庭手当を撤廃した時。NHKニュースでそれがシンガポールでも流れ、「ニュースキャスターの言い間違いじゃないか?」と本当に耳と目を疑いました。

そんなことを以前のブログにもアツく書きましたが。 ありえないでしょ。この日本の少子化で将来の消費、税収が縮小することが明らかなときに、それも男尊女卑が社会や産業組織でまだまだ残る日本で、必死に子供を育てようとしている母親を政府が助けてあげなくて、どうやって生きていけるのじゃ!と怒りがこみ上げました。

それが、民主党政権になって、そういった政府にしかできないことをやってくれるというのは、私はシングルマザーではありませんが、それは他の人にとっても、社会にとっても安心です。

そういうことが社会保障だろ!と思うわけです。

こんな制度は、先進国なら、どこでも保持しているのに、

なぜ、自民党があの母子家庭手当を削除したときに、日本国内では反乱が起きないのか?超不思議でした。  別に民主党ファンだったわけではない私ですが、やはり、政治家の「○○やります!」という言葉だけを信じず、やっていることを見て行かないとやってくれると思っていたけど、なんだ、やっぱり政治家はいつも口だけ、、という刷り込みを長い年月かけて政治家はそんなもんだ、と別世界のことと、日本国民は刷り込まれた感じがしてなりません。

政治リテラシー養成講座

政治リテラシー養成講座

で、最近、本屋で買って読んでみた本がこちら。ぜひ、皆さん、やっぱり日本を自分たちの力で変化させないとだめだろ、とたまに思う人は読んでみて! 

「若者は選挙に行かないせいで4000万も損してる!?」 森川友義著  出版:ディスカバー21

これまで、政治家と自分達の生きている世界は別モノみたいに感じてきた若い世代だと思いますが、やはり、私たち有権者がもっと「政治リテラシー」を向上させて、政治家やその政策を評価できるスキルを持たないと、な~んにも変わらないという原則的なことを著者の森川先生が教えてくれました。

2009 年 10 月 15 日

台風の前夜 銀座で

 シンガポールのF1レースの初日をWINN というインドニュース配信会社の鳥羽社長が主催された観戦パーティに出席した翌日に、私は日本に向かいました。

ブログ投稿をさぼっていた間、仕事にプライベートの休日をくっつけて、先週まで日本におりました。

会社員じゃないので、そのあたりはいつも自由にさせて頂いてます!そうでなきゃ、自分で人生リスク背負ってやっている特典が何もありませんから。(^_^;)

日本、東京に滞在中にいろいろと感じて写真も撮影したのに、どうも私の場合は、ちょこちょこと毎日、少しの日記が書けないみたいです。笑

 実際、東京にいる時には色々な人と事柄に出会い、街や電車内で感じたことがあり、写真もブログ用に沢山、撮ったんですけどねぇ。もう、シンガポールに戻ってきてからだと、自分的には賞味期限が落ちている感じがしてしまいますね。

ま、テーマのある話はぜひ、後からブログネタで書かせて頂きます!

ひとつだけ、報告すると、先週、自分の誕生日があり、東京の友達と、その前夜はお台場、当日は銀座、翌日は大宮(地元)でバースデーを理由に久々に遊んでました!

元銀座OLの私が、久しぶりに銀座で食事したのは、6丁目にある「いか福」というお店。

その店に向かう途中、ビル3軒くらい前に、シンガポールにあるCoffee bar K を見つけて、二次会はBarKに決定。 「いか福」は、元パレスホテルのホテルマンが経営している、生けすのイカを食べさせてくれるところで、白いインテリアのなかで刺身になっても動いているイカさんを頂きました。

やっぱり、日本産の魚とシェフによる料理はうまい!最後に京風うどんを頂き、店をでると、オーナーが玄関の外まで見送りにいらして、当分、頭をさげてお見送りしてくれました。 台風上陸の前夜で、雨がちらほらのなか、やっぱり、ここは銀座、ジャパンの接客だな~と思いました。

その後・・・・・Cofee Bar K に遊びに行き、今日が私のバースデーだと、バーテンダーの小澤さんにお話したら、、オーナー、KOSHOさんがいるシンガポールに電話が飛び、「バースデーシャンパン」をプレゼントしてもらいました! 正面のカウンターの感じのコンセプトはシンガポールと同じなのですが、やはり、銀座のほうが重厚さと歴史がある感じがして、とても居心地の良いBarです。ぜひ、東京にいったら、お客さんをお連れしてみては? Bar 好きな人は気にいるはず。

まあ、しかし、さすが、グローバル展開しているBarです。まったく、お客へのサービスに国境がありません。。感激しちゃいましたね! こんなお店、あんまりないですよね。ありがとう~~。

シャンパンと40度もあるオークウィスキーを頂き、もう眠くなってきたのと、大型台風が近づいている夜で、小澤さんと他のスタッフにお礼を言って店を後にした。 そして、外でタクシーを探して歩いていたら、なんと! 銀座KENTOS の看板を見つけてしまい、一緒にいた呑み友に、わがままを言って、地下にあるケントスに潜入。

その後、結局、夜中まで楽しく、ケントスでライブを聴きながら、踊って遊びました。シンガポールには、いわゆるCLUBではなく、音楽ライブBarで、しかも年齢に関係なく誰もが楽しめるお店、探したんですけど、本当にないんですよね。

そして、お決まりのバースデーお祝いをしてもらいました。久々でした。20代の銀座OLだった頃、銀座・赤坂・六本木のこういった音楽ライブハウスによく行ってました。

ちなみに、お隣の席にいた男性は、なんとバンコクからこのライブのために来ていた日本人ケントスファンでした!

2009 年 9 月 12 日

999の日。シンガポール異業種交流会やりました!

studygroup kickoff party

studygroup kickoff party

先日、999の日。異業種交流会を主催しました。
ちなみに、シンガポールローカルでは、この縁起の良い日に結婚式をあげる人が殺到したとか。。。

シンガポールのこういった日本人コミュニティでの交流会というのは、シンガポール日本商工会議所が主催する会員企業同士の交流会やゴルフ懇親会がありますが、やはり、どうしても企業幹部が対象で、組織の現場にいるミドルマネージャーや若手は他業種の人と交流して討論する機会はあまり多くないのです。

詳細のレポートは後日、勉強会・セミナーページに掲載UPしますが、取り急ぎ、速報的にブログにてお伝えします。交流会と言えば、プライベートで知り合った人、飲み会などを個人的に行って、広がることもありますが、個人的な飲み会であまりビジネスの話はできませんよね。

今回の異業種交流会のイメージは、
「大人の勉強会+異業種交流会」というコンセプトで、企画者としては、
最近、日本でブームになっている「知りたい・学びたい人が集まるグループ」

そして、NY で流行っているNead Night 「クラブやBarでの業界OTAKUのプレゼンテーションと参加者がビールを飲みながら、けっこうマニアックな話をする平日の夜」

そして、個人的には「海外から見たときの日本産業界や日本について真面目に討論できる場」ができたらいいな・・・と。 まあ、ある意味、私自身も、多くの人は真剣には考えてくれない「日本人をグローバルリーダーにする!」という超マイナーなオタクです。笑

この会は、会社としてではなく、シンガポールの日本人社会でのひとつのソーシャル活動として始めました。
私としても、勉強会のプレゼンターになる人、リーダー的な人がでてくるのか?不安がありましたが、「まあ、まずはやってみよう!」 というわけで、どんな人が集まるのか楽しみでした。

前半プレゼンテーション

前半プレゼンテーション

前半は、議題を提示するためのプレゼンテーション。

初回は、Kaz Saito 勉強会世話役 ということで、今後の勉強会のイメージを共有するために、以下のテーマでプレゼンしました。

「今後、日本の産業界に必要なリーダー人材とは?」 ~海外キャリアマネジメントの方向性を探る~

今回は、広報時点で、「若手」というキーワードをいれまして、組織の中間管理職、若手の人たちを対象にしました。合計28名が参加登録。勉強会のテーマで何に関心があるのか?などのアンケートをとりました。
まあ、とにかく皆さん、年齢に関係なくパワーが炸裂していて、私が心配していたことは吹っ飛び、話が止まらない・・笑
プレゼン中の様子

プレゼン中の様子

勉強会の趣旨を説明し、その後、参加者ひとりひとりの個性を共有するために、自己PRセッション!
自分のPRが終わったら、”プライム君”を投げて、受け取った人が自己PRというルール。
・ご自分の名字+読んでもらいたいニックネーム
・現在の業界と職務
・自己PRと関心のある勉強会テーマ
という内容で全員に語って頂きました。
参加者の人たちは、シンガポールに15年以上いらっしゃって一つの仕事のプロフェッショナルだったり、日本企業の若手駐在員、海外で活躍する医者の人、外資系で活躍する人、シンガポールで海外就職して頑張っている人、最近、シンガポールに来たばかりの人、来週、シンガポールから日本に本帰国する人、などなど。
齋藤、個人の印象としては、参加者のひとりに、「大学卒業して新卒で、シンガポールの米系IT会社に就職したばかり」という参加者。
日本の大学の新卒で、海外就職するケースもありな日本の社会情勢があり、そんな時代になったんだな・・・と思いました。 しかしながら、その方の努力とパワーはすごいなと思いました。
交流会の様子

交流会の様子

後半は、お店TAMAYAの社長から温情OKがでて、飲み放題のその場を30分以上の延長をしてもらいまして、10時過ぎまで続きました。
その後、二次会に流れた人もけっこう、いたようで、出会いの場がつくれたことで、私としては大満足。
あとは、勉強会を続けていくためには、この中から、リーダーが生まれることを祈るばかりです。
ひとつだけ、今回のイベントの主催、関係者で残念だったのは、日本人の大人でも、平気で連絡なしで来ない人が4人もいました。
日本企業の30代と40代の男性・女性二人づつでした。
個人的にこれは驚きでした。 学生とか、後進国のアジアの方なら文化的に理解できますが、30過ぎた日本人の大人が参加確認の連絡メールが2度もあったのにも関わらず、当日、連絡も何もなく来ない人がいました・・・。
「そういう人は、この会に来なくて良かったと思います」というご意見も参加者から頂きましたが、
携帯電話をもっていない人はシンガポールではほとんどいなくて、仕事の残業に追い込まれたのかも?それとも何か事故でも?と、いつくるかと最後まで受け付けで待っている事務局担当の心配や、料理の準備をするお店側への配慮に、まったく想像力がないのだろうな・・・と思いました。
自己PR
物事をつくるのは、そんなに簡単でインスタントなことではなく、その背後にどれだけの人の努力や作業でものごとが動いているのか?
この会は1セントも自分も、会社にも利益がありません。
そもそも、スタンダードな社会人として当日の自分の仕事の一日のスケジュールを朝、把握してタイムマネジメントしていれば、夕方、行けないだろうという予測の力と、連絡なしで行かなかったら、人にどういう気持ちにさせるか?そういう想像力があれば、電話、またはSMSくらいは事前にできるはず。
その点だけが今回のイベントで参加者と協力してくれた人たちの間で本当に残念なことでした。
会が終わった後に、「こんな人が最近は日本人でいるんだね・・・」と、なんとも気持ちの悪い話をしました。
日本人で、社会人生活長い人が、それも海外に派遣された会社から選ばれた人が?!と、日本人の大人としての行為にがっくりしたことでした・・・・。
「そんなの、日本じゃ、たくさんいるよ!気にすることも無いよ」と思った方と、そんなのよく、やります、という方へ。
それは、大人としてどの国の社会でも他人の努力に配慮のない自分です、と社会にPRしている人のことで、自分の気持ちよさだけを中心に生きているから!と発表しているもので、社会的には大人として恥ずかしいマナーだということをお伝えしておきたいです。 
 
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